Magazine

2022/04/04

業務委託ウェディングプランナーの仕事内容と報酬制度・報酬相場

業務委託ウェディングプランナーの仕事内容と報酬制度・報酬相場

こんにちは、アナロジーの市川(@analogy_ichitk)です。

当社で運営している結婚式場とウェディングプランナー経験者の業務委託マッチングサービス「Wedding Me Works」の案件事例から、ウェディングプランナーへの業務委託案件(新規接客、打合せ担当、イベント)の仕事内容と報酬制度・報酬相場をご紹介します。

 

新規接客業務の報酬制度・相場

主な業務内容

結婚式場で新規接客を行うことです。

ご挨拶からヒアリング、内覧、試食のご案内、クロージングなどの業務はほぼどこの式場でも業務範囲とされていますが、お出迎えやアンケート回収、成約処理を含むかどうかは式場によって異なります。

新規接客報酬制度と相場

接客報酬+成約報酬(インセンティブ)で設定されているところが多く、それぞれの相場は以下の通りです。

  • 接客報酬:4,000円~8,000円/接客
  • 成約報酬:20,000円~80,000円/成約

例えば接客報酬は4,500円/接客、成約報酬は40,000円/成約という条件で契約した場合、月間10接客4成約だと、

  • 接客報酬:4,500円×10=45,000円
  • 成約報酬:40,000円×3=120,000円
  • 合計:45,000円+120,000円=165,000円

といった具合に報酬額が計算されます。基本的に成約報酬の割合が大きい式場が多いので、いかに高確率で成約に結び付けられるかが稼げるかどうかのポイントになります。

上記以外の報酬制度だと次のようなパターンもあります。

  • 成約の有無に関わらず時給:1,500円/時~2,000円/時が多い
  • 接客報酬はなく成約報酬のみ:100,000円/成約という高額のケースもあります

また、申込人数によって成約報酬単価が異なる(20名未満だと40,000円、20名以上だと50,000円、など)ケースなどもあるので、単純な最高値の報酬額だけではなく報酬制度全体バランスを見て判断することが重要になります。

新規接客の報酬条件を確認するときに注意するポイント

  • 1日当たりの接客数:1回~3回と会場によって違いがあります
  • 1接客当たりの時間:3時間~5時間と会場によって違いがあります
  • アサインの想定番手:1番手なのか5番手なのかで成約率に大きな違いが出ます(報酬にも差が出ます)
  • シフト提出時の仕事発注率:シフトを出しても依頼がなければ仕事もできませんし稼げません
  • 業務範囲:特に約款説明や申込金の受領などが入る場合は業務量が多くなります
  • 経験との相性:自身のプランナー経験との相性によって成約率に大きな違いが出ます

02_新規接客の業務内容、報酬制度・相場

ざっと挙げるとこのようなポイントですが、報酬額以外もこれらの要素も加味した上で判断することで、ご自身の希望に近い業務委託の働き方ができるようになります。もし違いが判らない、具体的な案件について教えてほしいというプランナーの方はこの記事下のリンクからお気軽にお問合せください。

 

打合せ・担当業務の報酬制度・相場

主な業務内容

結婚式の打合せ担当を持つことです。

お打合せの実施はほぼどこの式場でも業務範囲とされていますが、当日の立ち合いや搬入の確認、検品、発注業務が含まれるかどうかは会社によって異なります。

担当・打合せの報酬制度・相場

担当報酬+インセンティブで設定されているところが多く、それぞれの相場は以下の通りです。

  • 担当報酬:50,000円~130,000円/組
  • インセンティブ:10,000円~50,000円(単価アップ率1%~2%で設定されているところが多い)

例えば担当報酬は70,000円/組という条件で契約し、月間4組の担当を持ちインセンティブがついた場合だと、

  • 担当報酬:70,000円×4=280,000円
  • インセンティブ:10,000円×3=30,000円
  • 合計:280,000円+30,000円=310,000円

といった具合に報酬額が計算されます。基本的に新規と比べると担当報酬の割合が大きくインセンティブの割合が小さいのが特徴です。インセンティブがない式場もありますので、安定して委託をいただけるかどうかが稼げるかどうかのポイントになります。

また、担当案件の人数によって担当報酬単価が異なる(20名未満だと50,000円、20名以上だと60,000円、など)ケースなどもあるので、単純な報酬額だけではなく報酬制度全体バランスを見て判断することが重要になります。

担当・打合せの報酬条件を見るときに注意するポイント

  • 1担当の打合せ回数:3回~6回と会社によって異なりますのでここは事前確認必須
  • インセンティブの条件:単価アップ率などの会社が多いですね。
  • 業務範囲:打合せ回数は同じでも発注や検品業務が入るとかなり業務量は多くなります
  • 打合せ情報入力のシステムの難易度:打合せは自社でシステムなどを使っていることが多いので、複雑なものだと業務量がかなり多くなってしまいます。
  • 報酬の支払いのタイミング:施行が完了した月で支払われるのか、打合せが完了するごとに分割して支払われるのかは違いがあります。
  • キャンセル時の扱い:お打合せの途中でキャンセルになった場合の報酬の支払いについても知っておくとトラブルを防げます

02_打合せ・担当の業務内容、報酬制度・相場

ざっと挙げるとこのようなポイントですが、報酬額以外もこれらの要素も加味した上で判断することで、ご自身の希望に近い業務委託の働き方ができるようになります。もし違いが判らない、具体的な案件について教えてほしいというプランナーの方はこの記事下のリンクからお気軽にお問合せください。

 

イベント接客の報酬相場

主な業務内容

ゼクシィフェスタや自社でのイベントでの接客を担当することです。

基本的に当日の朝にイベント会場に行きイベントの案内や接客、アポ取り(来館予約の獲得)を遂行します。必要に応じて事前に契約先の運営式場に対する勉強会などを行うこともあります。

イベント接客の報酬制度・相場

日給または時給で設定されていることが多く、おおよその相場は以下の通りです。インセンティブがありません(少なくとも私はきいたことがありません)。

  • 日給:12,500円~18,000円/日(8時間勤務)
  • 時給:1,500円~1,800円(6時間~8時間勤務)

新規や打合せの案件と比べると報酬額は低めの設定となっていますが、1日で完結すること、営業的な成果を特に求められないこと(業績プレッシャーが小さいこと)から、あらかじめ開催日が決まっているので予定の調整がしやすいことなどの理由から、最近人気の案件になっています。

イベント接客の報酬条件を見るときに注意するポイント

  • 1日の稼働時間:6時間~8時間と会社によって微妙に異なります
  • 事前研修の有無:ある場合は逸れも報酬対象に含まれるのかどうか
  • 当日の業務範囲:あまり違いはないですが念のため

02_イベントの業務内容、報酬制度・相場

ざっと挙げるとこのようなポイントですが、新規や打合せ・担当と比較するとかなり始めやすい業務内容だと言えます。特に最近では媒体主催のイベントの開催回数が増えているだけでなく、結婚式場運営企業も独自主催のイベントをやっていたりするので、案件数自体が増えているのも魅力ですね。もし具体的な案件について教えてほしいというプランナーの方はこの記事下のリンクからお気軽にお問合せください。

 

ウェディングプランナーの業務委託の業務内容と報酬制度・相場についてまとめ

新規接客、打合せ・担当、イベントの案件の業務内容と報酬制度・相場についてまとめました。

報酬額だけではなく細かな条件などは事前確認が必要なものの、おおよその相場については記載した通りです。

今回ご紹介したような働き方や案件に興味がある方、自分だったらどんな働き方ができるのかとお悩みの方は、ぜひお気軽にお問合せください。

この記事を書いたライター

新着記事