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2023/10/05

【副業プランナーとしてブライダル業界を楽しむ働き方】長谷遥花さんのケース

「本業を別にもちながら、ウェディングプランナー業務を副業で」
過去にブライダル業界に携わり、現在異業種に転職された方なら、一度は考えたことがある方も多いのでは。ただ、本業との両立を現実的に考えたとき、ブライダル業務の責任や大変さから、片手間では難しいだろうと諦めてしまうケースも多いはず。
そんななか、今回紹介する長谷さんは、忙しいWebディレクションの合間のプランナー業の副業をWedding Me Worksを通して請け負い、『気持ちのリフレッシュ』として楽しく、うまく両立しています。

「やっぱりブライダル業務はやりがいのある仕事。」副業プランナー開始の理由

今回、お話を聞いた長谷遥花さんは、約4年間ブライダル業界に勤務した後に退職。現在はインテリア業界でWebディレクターとして活躍中。
ウェディングプランナーの仕事にやりがいも愛情も感じていた遥花さん。だが、結婚生活と留学への夢の実現を考えたとき、「いまの働き方のままでは実現は難しいのでは」と悩み、3年前に退職の結論を出した。
ブライダル業界を離れ、新たな生活環境とキャリアにまい進する遥花さんだったが、日々デスクワークに追われる中、仕事へのやりがいや充実度について、考え込んでしまう時間が多くなる。
そんなときに、プランナー時代の先輩から『Wedding Me works』を紹介された。

【お話を聞いた長谷遥花さん(28歳)のプロフィール】

教育大学音楽学科に在学中、親族の結婚式でウェディングプランナーの仕事に感銘を受ける。
教員免許を取得して児童教育への進路も検討していたが「幸せな両親の姿を見て、子どもは幸せに育つ。その原点となる結婚式をふたりにとって最高に幸せな時間にすれば、幸せな子どもの育ちにつながるのではないか」と考え、プランナーの道へ。

人気ゲストハウスを多数展開するウェディングプロデュース会社に、ウェディングプランナーとして約4年間在籍。新人ながら表参道の人気店舗に配属となり、レベルの高い先輩の元で一貫担当制の会場で、新規接客・打合せ・立会いまで、プランナー業務のすべてを経験する。
結婚と留学検討を機に退職後は、インテリア照明の会社へ転職。現在はカスタマーサービスやWebディレクターなどの職務を担当している。

Q:正社員ウェディングプランナーを一度辞めてしまった理由は?

【遥花さん】
ブライダル業界は大変でしたが、仕事は大好きでした。レベルの高い先輩たちの下で学び、プランナーに大きなやりがいと充実を感じていました。
でも、大学時代からお付き合いしていた現在の夫との結婚が現実的になったとき、将来の働き方に不安を覚えたんです。

土日休みの夫と平日休みの私。今のままの生活だと、お互いすれ違いのままの結婚生活で、ふたりで過ごす時間はとても短くなります。
もうひとつ。長年温めていた海外短期留学の道も、結婚後にプランナーを続けながら叶えられるかどうか、働き方を見直すきっかけでした。

会社も仕事も好きでしたので、「辞めずに土日勤務の内勤に異動できないか」「いったん休職して留学するのはどうか」など、さまざまな道を会社側と話し合いました。ですが、当時の状況では折り合いが難しかったですね。
最終的には退職・転職の道を選びました。

Q:『Wedding Me Works』を知り業務委託プランナーで働き始めたきっかけは?

【遥花さん】
実は、前職の仲のいい先輩から、退職後しばらく経って突然連絡がきたんです。
(※以前インタビューに登場した奈々美さん)
最初はなんてことはない近況報告だったのですが、先輩から『Wedding Me Works』に登録していて、「プランナーの仕事大好きだったよね?だったらやってみない?」と誘っていただきました。

ちょうどそのころ、新しい仕事に慣れつつはあったものの、「結婚式の仕事は大変だったけど、やりがいがあって楽しかったなぁ」と思い出すことが増えていた時期だったんです。
でもいろいろ考えた末に、いまの働き方を選んだのは自分。そんなもどかしい気持ちが芽生えてきた頃でした。

ただ「本業があるのに副業までして働かなくてもなぁ」と二の足を踏んでいた私の背中を、登録まで押してくれたのは、『Wedding Me Works』のキャリアアドバイザー・酒井さんにお会いしたのも大きいですね。
「悩むより、まずはやってみませんか?」と、明るく力強く私の悩みを吹き飛ばしてくれました。
酒井さんとの出会いから、人生への前向きなタイミングと、仕事への縁を強く感じたんです。

Q:一度離れて、復帰後にあたらめて感じた「ウェディングプランナー」の魅力は何ですか?

【遥花さん】
離れて戻ったからこそ、やっぱり自分が心からとても好きだと思える仕事でした。
いま、業務委託としての時間は「お客様と接しながら直にやりがいを感じられる仕事」ができる充実感を感じています。

また自分自身の結婚式を体験したからこそ、お客様に伝えられる情報や思いがあるんです。業務委託の立場から、正社員時代とは異なる客観的な目線で、フラットにお客様にアドバイスできる今の働き方は、自分に合っていますね。
じつは副業の時間が、私の生活の中で、ひとつ自分の気持ちをリセットして切り替えられるきっかけになっています。

「プランナー業は気持ちのリセット時間です」副業を楽しむ業務委託プランナーの働き方

「副業は月に数日、1週間には基本1度、午前中のみの3~4時間程度と決めています」
今までインタビューしてきた『Wedding Me Works』に登録するプランナーのなかで、もっともライトな働き方をしている遥花さん。
しかし、月2〜3回の新規接客数でありながら、成約率の高さをキープしてかなりの報酬を得ているというから驚きだ。
しかも、成約率アップのために精神をすり減らしてはおらず「じつは『Wedding Me Works』の時間が、生活のリフレッシュになっているんです」と遥花さんは微笑む。
遥花さんがいま、ウェディングプランナーの仕事とどう向き合っているのか、また高い成約率の秘訣について、詳しく聞いた。

【遥花さんの1週間のワークローテーション】

Q:正社員の本業とウェディングプランナーの副業…本当に無理せずに両立は可能?

【遥花さん】
『Wedding Me Works』を通して新規接客は、月に2〜3回しか入っていないです。また、時間帯も午前か午後のどちらか片方だけ、1日1組のみですね。
本業がありフルタイムで働いているので、1週間のうち7日間すべて仕事になるのは避けたいです。私はせっかちで、友人と遊ぶ予定や出かける予定を休日についつい詰めてしまいがちで…。
夫と過ごす時間もしっかり確保したい。

だから、「①家で夫と過ごす時間を確保 ②Wedding Me Worksに入る時間を決定③ 空いている時間に遊びや私用を入れる」の順でスケジュールを決めています。
自分の予定に合わせながら、自分が働きたいときだけ働けるのがとてもありがたいですね。

Q:月に2〜3日の稼働で、実際に稼げる報酬は?

【遥花さん】
成約報酬もあるので波はありますが…。
調子が良ければ本業の手取り半分以上もらえた月もあります。(笑)
実は、正社員でプランナーをしていた頃より、いまの成約率のほうがいいんです。業務委託で携わっている会場は、正社員時代にいた会場とはテイストも客層も大きく違うのですが。
何故だろう?と理由を分析してみると、業務委託の立ち位置から、おふたりにあわせて客観的なアドバイスができるのが大きいと感じています。

正社員時代は「わが社の接客スタイル・会場が一番いいに決まっている」と思っていました。でも離れてみると「会場によって、またお客様によってはそうではない」のが分かってきたんですね。
どの会場にもメリット・デメリットがあり、受け取り方もお客様によってさまざまですから。
おかげで視野が広がり、多様な客層に自分の接客を合わせやすくなりました。

成約の目標がないポジションであるのも大きいですね。
会場所属ではなくフリーの立場であると明かした上で、自分の経験を活かしてふたりにとってのメリット・デメリットを正直に伝えアドバイスをしたうえで、判断してもらえる余裕ができるんです。
ヒアリングから、おふたりにあったメリットを素早く見つけて、的確に伝える…このほうが信頼関係も築きやすいですし、接客時間が長くなってお客様の負担になることも減ったと思います。

Q:副業が疲れた気持ちをリセットする「切り替え時間」になっているって本当?

【遥花さん】
本当です。
いまの本業はほぼデスクワーク。8時間座りっぱなしなので、前職とは180度真逆の環境なんです。
「キラキラしていた結婚式の仕事が恋しいな」との思いが芽生えてきたタイミングで、『Wedding Me Works』を始めたのも大きいかもしれません。

新規接客は3時間、長ければ4時間、ほぼ喋りっぱなしのお仕事です。
そんな長い時間、おふたりが真摯にお話を聞いてくれる。私も過去の経験を活かし、おふたりにとって最善かつ、より幸せになるためのお手伝いができるんです。
なおかつ信頼していただけると、人生で何度もあるわけではないとても大切な時間を、任せてもらう決断をしてくれます。

成約など、結果がすべてではないのですが、やはり目に見えて結果がわかると嬉しいですし、自己肯定感も上がります。
成約がなくても、おふたりと話している時間や、幸せのためにアドバイスできる時間そのものが、「リフレッシュ」になっているんですよ。また来週5日間、本業を頑張るぞ!と。
『Wedding Me Works』での時間が、わたしの本業や人生のモチベーションをプラスにもっていってくれています。

「プランナーのスキルが自分の人生を後押ししてくれます」業務委託の人生への活かし方

「プランナー業務がいま、自分の生き方にプラスαを与えてくれます」と話す遥花さん。
『Wedding Me Works』を始めてから彼女が考える「今」と「これから」について率直に聞いてみた。

Q:業務委託プランナーをはじめてから、生活や人生で「目線」が変わったことは?

【遥花さん】
大きく変わったことはないですが、頑張ったご褒美!と自分にご褒美を買うことが、少し増えた気がします。
今まで培ってきた経験とスキルが、時間を経て立ち位置が変わると、私の生き方や考え方を後押ししてくれる「糧(かて)」になるんだなと…。

大きな目標はあまりないのですが(笑)、自分の好きな事で自分の時間をより充実させて過ごすことで、常に楽しく過ごしていきたい。そのために、『Wedding Me Works』を今後も活用していきたいですね。
今の目標は、コロナで叶わなかった短期海外留学を実現させること。プランナーのお仕事で得た報酬を、楽しく貯金の足しにできればと思っています。

遥花さんから「自分らしい業務委のウエディングプランナーの働き方」をこんな人にすすめたい
・ブライダルの仕事が好き。でも家族との時間のためにフルタイムで働くのは難しい方
・正社員での働き方では今後続けていけるか不安な方
・自分の時間を有効に活用して日々を充実させたい方

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「そもそも、業務委託のウエディングプランナーってどういう働き方なの?」
「業務委託はアルバイト・派遣社員・契約社員とは何が違うの?」

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