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2024/04/26

#06 【Wedding Me Works】サービスの軌跡_プロダクト開発編

【STORY】Wedding Me Works プロジェクト軌跡 #06_プロダクト開発編

こんにちは、アナロジーの市川(@analogy_ichitk)です。

当社で運営している結婚式場とウェディングプランナー経験者の業務委託マッチングサービス「Wedding Me Works」のサービス立ち上げからの軌跡を残すストーリー。今回は具体的なビジネスモデルをどのように考えて設計していったのかの話をお送りします。

前回の記事はこちら。

#05 【Wedding Me Works】サービスの軌跡_ビジネスモデル設計編

 

サービスとして成り立たせるために必要となる要件

プランナーと式場それぞれの課題を解決する人材系のサービスを作る。将来的な事業拡大を見据えると、システムを活用して円滑なオペレーションを実現できるプラットフォーム型のビジネスモデルにすることが必要になる。

ここまでが前回までのお話。

当時、Wedding Me Worksという事業を立ち上げていくには大きく3つのフェーズがあると考えていました。

  1. 立ち上げ期:利用ユーザー/クライアントが快適にサービスを利用できるようオペレーションの基礎を構築する
  2. 成長期:安定したオペレーション確立後に利用者を増やして規模を拡大する
  3. 展開期:サービスを通じて獲得したDBを活用し、別のベネフィットを創出する

まずはこれの第1フェーズを超えていかなければいけません。とはいってもやらなければいけないことはいたってシンプル。

  • 法人営業
  • プランナー集め
  • システム開発
  • CSオペレーション設計と運用

この4つ。簡単に見えるでしょ笑

あとはいかに早く、正確にこれらのタスクを同時並行で進めていくかが事業立ち上げ成功のカギになります。

 

地道な声掛けを延々と続ける

法人営業とプランナー集めは、基本的に「ひたすら知り合いに声をかける作戦」で進めていきました。業界紙やSNSに広告を配信したり、知らないフリープランナーの方にDMアタックしたり、企業や式場HPの問合せフォームにメール送ったりはしていません。

自分と大手ブライダル企業出身のAyanaでただひたすらに知り合いに連絡をして、「こういうサービスを始めるんだけど興味ない?知り合いでも紹介してくれると助かる!」「人材不足で困ってませんか?」と話していきます。

何人/何社に声かけたかは忘れましたが、断られたり興味ないと言われてもとにかく誰かいない?と聞き続けました。あの時連絡させていただいた皆様、読んでるかわかりませんがありがとうございました。あの時期があって今があります。

こうした活動を続けているうちに、ありがたいことに数名の元プランナーの方(現在は別業界で従事)が興味を持ってくれてサービスアカウントを発行、予定空いている日だったらいつでも行けるよ!状態になります。

また企業側もありがたいことに数社興味を持っていただいて、こちらも無事にアカウント発行まで進みます。

これらの活動と並行してシステム開発は進めていましたが、開発は内製かつエンジニアの稼働を確保できるのは0.5人月だったこともあり、初期は新規接客案件のみに限定し、シフト提出や出勤報告/承認など必要最低限の機能だけを実装してスタートすることになります。

 

想定外の出来事が発生する日々

いよいよサービスが始動しました!

が、最初はほんとに想定外の出来事(アクシデント?)ばかりだったのは今でも覚えています。

  • 依頼された日時、場所に行ったのに社員が誰もいなくて何の説明もないままお客さんと二人きりになる
  • シフトを提出していたプランナーが直前で行けないと言って式場側が困る
  • 契約書を締結した後、いざ出勤する前にやっぱり単価上げてほしいと言い出す
  • 出勤報告を上げようとするとシステムがフリーズする
  • 新規には出たものの、これまでのプランナー自身の経験と全く違う接客風土で困惑する
  • 接客備品のiPadを落下して破損してしまう

などなど。えぇ?マジ?っていうのもあったり、ほんと毎週末何か連絡が飛んでくる状態でしたね。大変でした。

サービス初期なので一定仕方がない部分もあったとは思いつつ、結果的にこうした出来事が理由で入らなくなってしまったプランナーの方もいるし、サービス利用が終わってしまった式場もあります。

めっちゃお願いして利用していただいたいにも関わらずそのような形になってしまって申し訳なさでいっぱいだったのですが、同じ過ちは起こさぬように改善を重ねていくことになります。

  • システムはエラーが出たら都度改善していく
  • プランナーへ事前に何を共有したらよいのか?を再度設計しオペレーションを最適化していく
  • 企業はサービス利用の意思決定者と現場担当者間で意思疎通が図れていないことがあるので、開始前に説明の機会を設けるようにする

他にも取り組んでいたことはたくさんあるのですが、システム、サービス運用ルール、CSオペレーションの全方位で高速に改善を重ねないと利用者がいなくなってしまうので、とにかく必死になって改善を続けていましたね。

 

まとめ

ということで、第6話をお送りしました。なんとか事業を立ち上げたものの、スタートは課題だらけでてんやわんやだったのです。。

当時はこうした話を外部に公開していませんでしたが(当たり前か…)、Wedding Me Worksに限らず新規事業の立ち上げなんてだいたいこんな感じなんじゃないのかなと思ってます。外部からは美しく見えても、実際の中の人たちはバタバタともがいている感じと言いますか。。

ただ、このフェーズを乗り越えられたから後のサービスグロースにつながっていくので、大変ながらにやり切ってよかったなと思います。

この記事を書いたライター

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