Magazine

2023/12/22

フリープランナーの経験をキャリアアップにつなげるために意識すること

こんにちは、アナロジーの市川(@analogy_ichitk)です。

当社で運営している結婚式場とウェディングプランナー経験者の業務委託マッチングサービス「Wedding Me Works」での事例から、フリープランナーとして活動する際に将来的なキャリアアップに向けて意識した方が良いポイントについてお送りします。

 

フリーランスの経験をキャリアアップにつなげる意識を持とう

フリーランスとして活動する人がブライダル業界に限らず増えてきていますが、日本特有の終身雇用制度が崩壊した今、フリーランスとしての活動期間もキャリアの中の一部分であるという意識を持つことが重要です。

まず、フリーランスは自分自身が「商品」であるという認識が必要であり、自分のスキルや経験、そして提供できるサービスを通じて、市場における自己の価値を高め、継続的にクライアントを引き付けなければいけません。

自身でブランドを運営するフリープランナーであればクライアントはカップルになりますし、結婚式場との業務委託契約をメインに活動するフリープランナーであればクライアントは式場になるので対象となるクライアントは活動内容によって異なりますが、いずれであっても自分のスキルと経験を明確に示し、現在~将来のクライアントに対して自己の能力をアピールすることは共通して重要になるのです。

またフリーランスとしての生活は、自己管理も重要な要素となります。時間管理、自己規律、そして財務管理のスキルは、生産性を高め、収入を安定させる上で欠かせませんし、業界のイベントやオンラインコミュニティ等に参加し、他の専門家や潜在的なクライアントとの関係を築くことも、新しい機会を生み出す上で重要になります。

「自身の価値を高めること」、「自己管理能力を高めること」は将来企業勤めに戻った際も活かされるスキルなので、キャリアの長期的な持続可能性を確保することにもつながります。

そのため、フリーランスだから自由にやりたいことをやる!としてしまうのではなく、この経験を短期~長期でどのように自身に活かしていくかを考えるとよいのではないかと思います。

フリープランナーとして活動する際に意識したいポイント

では次に、キャリアアップにつなげるために意識したいポイントを挙げていきます。

1.スキルセットの拡充とアップデートの意識

技術や業界は常に進化していますので、最新のトレンドや技術を学び、スキルセットを継続的にアップデートすることが重要です。これはウェディングのトレンドももちろんそうですし、それ以外のコミュニケーションツールやSNSなど社会一般のトレンドも対象となります。

2.自身のポートフォリオを構築するという意識

経験した業務は自身のスキルを伸ばし、経験の幅を広げることにつながります。数年後にどのようなことができるようになっていたいかの未来像から逆算し、今の自分に足りない業務にも積極的にチャレンジしていく意識を持つとよいでしょう。これは将来的なクライアントへのアピールにも役立ちます。

3.ネットワーキング、人脈を作ることへの意識

業界のイベントやオンラインコミュニティに参加てし、他の専門家や潜在的なクライアントとの関係を築くことも重要ですし、業務を通じてつながった人との関係性を丁寧に維持していくことも重要です。一人一人(または一社一社)との出会いを大切にする意識を持ちましょう。

4.フィードバックを得て自己反省へつなげる意識

フリーランスになると企業勤めをしている場合と比較して、クライアントや関係者などより幅広い関係者からのフィードバックを得ることができます。そういった機会はとても貴重なので、積極的にそれを求め自己改善に活用する意識が重要です。

5.自己規律を持つ意識

前段でも書いたようにフリーランスになると自己管理が必要になります。時間管理と自己規律を高めることで、効率的に作業を進め、より多くのプロジェクトをこなすこともできますし、収入と支出をしっかり管理することで、将来の不安定な時期に備えることも大切です。こうしたスキルはフリーランスだからこそ得やすいものでもあるので、しっかり身に着ける意識を持ちましょう。

6.マーケティングと自己宣伝をするという意識

フリーランスとして活躍するためには自分自身やサービスを効果的に宣伝し、新しいクライアントを獲得する方法を学ぶことが重要であり、これは将来会社員に戻ったとしても活かされるスキルだと言えます。新しいことでもまずはやってみる、結果が出るまで続ける、でなくても何が悪いかを考えて変えてまたやってみる、このような意識をもって続けていきましょう。

 

フリープランナーの経験をキャリアアップにつなげるために意識するポイントついてのまとめ

働き方は多様化してきていますし、これをやっておけば正解というのも少しずつなくなっていくでしょう。一人一人に最適なキャリアを自分で見つけていくことになると思います。

フリーランスになることはゴールではなくスタートですし、数ある働き方の選択肢の中の1つです。なので、それになったから達成ではなく、フリーランスやフリープランナーとして働く経験を次に生かしていくためにも、まずは意識から変えていくとよいのではないかと思います。

今回の記事でご紹介したような、ウェディングプランナー経験者の業務委託案件での働き方に興味がある方、自分だったらどんな働き方ができるのかとお悩みの方は、ぜひお気軽にお問合せください。

この記事を書いたライター

新着記事