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2023/09/29

自分のプロデュースブランドを育てながら業務委託案件をすることは可能?

こんにちは、アナロジーの市川(@analogy_ichitk)です。

当社で運営している結婚式場とウェディングプランナー経験者の業務委託マッチングサービス「Wedding Me Works」とフリープランナー・クリエイターのメディア「Leju」での事例から、ブランド育成と業務委託案件稼働の両立についてをお送りします。

 

フリープランナーのプロデュースブランドと業務委託案件とは?

プロデュースブランド

フリープランナーが自身でウェディングプロデュースブランドを運営し、顧客(カップル)を自分で集客して契約するモデルのことを指します。

  • 自分の理想とするウェディングを提供したい
  • 自分の経験を活かしてウェディングを提供したい
  • 式場のルールに縛られずに自由な発想でウェディングをプロデュースしたい

理由は人それぞれですが、結婚式場でウェディングプランナーを数年~10数年経験しその後に独立、というキャリアを歩まれる方が多いですね。

この執筆時点だと、プロデュースブランドを立ち上げ→(クリエイターとチームを組む)→InstagramなどSNSを活用して集客→受注安定→(規模拡大)というステップで立ち上げる方がほとんどだと思います。

業務委託案件

フリープランナーが結婚式場と業務委託契約を締結し、結婚式場に来館されたお客様の新規接客業務や、成約されたお客様の施行担当業務などを遂行するモデルのことを指します。

自身のプロデュースブランドを立ち上げても集客が出来ないと仕事がありませんから当然に売上も立ちませんが、業務委託契約では業務を遂行すると確実に報酬をもらえるので、ブランド立ち上げ初期などは並行して行う人も多いですね。

 

自分のプロデュースブランドを育てながら委託案件をすることは可能?

人によって様々意見はありますが、個人的には可能だと思っています。独立時にどれくらい稼がないといけないかにもよりますが、一定額を稼ぎながらブランドを育てるのであれば並行して進める方は必要になる人は多そうです。

ただ、考え方や実施しなければいけないタスクの内容も大きく異なるのでその違いは理解しておくことが必要です。

プロデュースブランドを育てるのに必要なこと

需給バランスでいくと今は供給過多なので、いかに集客力を磨き上げるかがすべてと言っても過言ではありません。
コストをかけてガンガン広告を回していくというのは難しいと思うので、無料でできる集客施策を初期は積み上げていくことが必要です。

  • InstagramなどSNSでの投稿、いいね、コミュニケーション
  • ブログやnoteの執筆
  • LIVE配信

など。

自分はなぜこの仕事をしているのか、自分に依頼してもらえればどんな結婚式ができるのか、どんな想いでやっているのか、左記の内容+実際の結婚式の事例(あれば)などがメインの発信コンテンツになると思うので、安定して継続して発信をしていくことが必要になります。時間が重要ですね。

業務委託案件を受ける際に必要なこと

稼ぐための仕事と割り切ってる人もいますが、個人的にはブランド育成にもつながるような受け方をできるとよいと思います(後述)。その際にポイントとなるのは以下のような点です。

  • ブランド育成にかけられる時間を確保できるように受託する案件をコントロールすること
  • タイパを意識すること(想定時間内で希望の報酬を得られること)
  • 自身の経験を広げたりやスキルアップにつながる案件を受けること

委託の仕事をたくさん受けすぎてブランド育成にかける時間がない、委託の仕事が全く先につながらないなどがあるともったいないので、そこを意識して案件を選択していくことが重要になります。

委託案件をブランドの成長につなげるためのポイント

  • 自身のブランドでターゲットになる客層と近い会場の案件を受託して経験を積む
  • または、今まで経験した会場タイプやコンセプトとは異なる会場の案件を経験することで自身のキャパや引き出しを広げる
  • (可能であれば)自身のSNSアカウントまたはブランドアカウントでの投稿許可をもらう

クライアントとプランナーの関係性によって、自身のブランドを紹介してもいいかどうかや事例写真の使用許可が出るかどうかは変わりますが、委託案件の稼働をしていく中でどうやってブランド育成にも活かしていこうかと常に意識しておくことが重要だと思います。

 

ブランド育成と業務委託案件稼働の両立についてまとめ

フリープランナーのブランド育成とが業務委託案件稼働の両立についてまとめました。

どちらもやらなければいけなくて時間がない、委託案件の稼働時間が多すぎてブランド育成にかけられる時間が作れない、という話はよく聞きます。自ブランドと委託で別の仕事を並行するというよりは、両方やるのであればどのようにつなげられるのか?という視点を持つことが重要であり、実際にうまく両立しているプランナーの方もいますのでこの記事が少しでも参考になれば幸いです。

今回ご紹介したような将来的なブランド確立を目的とした業務委託案件での働き方に興味がある方、自分だったらどんな働き方ができるのかとお悩みの方は、ぜひお気軽にお問合せください。

この記事を書いたライター

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