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2023/10/01

ウェディングプランナー業務委託って実際どんな会場に入れるの?

こんにちは、アナロジーの市川(@analogy_ichitk)です。

当社で運営している結婚式場とウェディングプランナー経験者の業務委託マッチングサービス「Wedding Me Works」での事例から、フリープランナーが業務委託で稼働するときにどんな会場で接客に入っているのかついてをお送りします。

 

業務委託案件を探す方法と募集している会場の種類

業務委託案件を探す方法

  1. 自力で探す:IndeedやGoogle検索、Instagramで検索するなどして募集している案件を見つけて直接問合せる方法です
  2. 仲介者に紹介してもらう:複数案件を取りまとめている仲介者(企業の場合もあり)を通じて案件を見つけて契約する方法です
  3. プラットフォームサービスを使う:案件とプランナーが登録して案件を検索し、そのシステム内で直接契約できる方法です

検索方法についての詳細はこの記事では割愛しますが、具体的な検索方法や支援サービスについては以下の記事も参考にご覧ください。

募集している会場

募集していること自体を非公開にしている会場が多いので外部からはわかりにくいですが、

  • ゲストハウス
  • ホテル
  • 専門式場
  • レストラン(直接ではなく運営受託を受けているプロデュース企業からの委託)
  • プロデュース企業

このようにどのタイプの会場でも募集していますし、最近は会場を持たないプロデュース企業からの委託案件も増えています。

なので、特にどのスタイルのウェディングを経験していないと働けないんじゃないか…、ということはなく、自身の経験を活かせる案件にするのもより、逆に自身の挑戦として新しいスタイルの案件にするもよし、という感じです。

また企業の規模についても、中小企業から大企業まで募集しているのでそこの偏りもないと思います。

 

実際に入る会場はどのように決まるのか?

結論としては「契約の内容次第」です。

契約時点からこの会場での新規接客または施行担当(打合せ)と指定して契約すればその会場での稼働のみとなりますし、同エリア内に複数店舗を運営している企業と契約する場合は、出勤可能性のある複数店舗の中のいずれかでの稼働、として契約を結ぶ場合がほとんどです。

特に新規接客業務で契約する場合は会場ごとの来館予約状況が毎週違うので、今週はA会場、来週はB会場、再来週はC会場で新規接客をアサインされる、ということもあります(もちろん、ある程度は固定の会場で出てもらうことは前提としつつ、ではありますが…)

また、契約形態別にも微妙に異なります。

自分で案件を探して式場と直接契約した場合

新規接客案件の場合は、基本的にクライアント企業から毎週アサインの指示が来ます。いつまでにアサイン連絡が来るのかは企業によってまちまちですが、接客する週の前半くらいには連絡が来ることが多いようです。

施行担当(打合せ)案件の場合は、これも企業ごとの打合せ期間によって異なりますが、担当アサイン前に打診相談→受諾→アサイン確定、という流れで進み、最初の打診相談の際に会場も決まることが多いです。新規接客と比べると会場のばらつきはほとんどないですね。

仲介者に紹介してもらって契約した場合

新規接客案件の場合は、事前にある程度どこの式場に入るかは仲介者から知らされ、当週にどこの式場に入るかのアサイン指示が仲介者を通じて来ることが多いです。これは、仲介者が複数のクライアント式場からの出勤オーダーを一度取りまとめてから契約しているプランナーアサインをする、という流れのためです。

施行担当(打合せ)案件の場合は、アサイン指示が仲介者からくる以外は直接契約とほぼ同じ流れですね。どれくらい担当会場を固定してくれるか(またはバラつかせてくれるか)は仲介者次第です。

プラットフォームサービスを使って契約した場合

サービスを使っても契約自体はクライアント企業⇔プランナー間で締結するので、基本的には新規接客案件、施行担当(打合せ)案件とも直接契約と同じ流れになります。

違いとしては、契約前の案件比較ができる、専用システムがあるので連絡や事務処理が楽、複数案件と契約している場合はどのアサイン依頼を受けるかどうかを自分で判断できる、などの要素があります。

 

業務委託案件の稼働経験をキャリアデザインに活かすために

どんなタイプの式場で、どんなお客様に対して、どんなウェディングを提案する経験を積みたいのかを事前に考えておくとよいと思います。

業務委託案件を受ける場合はもちろん報酬単価(成約報酬や施行担当報酬の単価)が高いかどうかは重要な要素なのですが、フリーランスとして活動を続けていくのであれば、短期で稼げるかどうかだけではなく中長期で自身のキャリアをどうデザインしていくかを考えることも重要になります。

例えばゲストハウスを数年経験した人が、経験を活かしたいからゲストハウスに絞って案件を探してもいいし、これまでとは違う経験を積みたいからレストランやホテルに絞ってもよいのです。

自身が今何をやりたいか、今度何ができるようになっていきたいか。
それによって最適な案件は人それぞれ変わってくるかな、と。

もし一人で考えてもわからなかったら誰かに相談してみるのも1つの方法ですし、Wedding Me Worksでもそういった相談のお問合せも多くいただいているので、お気軽にお問合せくださいませ。

 

フリープランナーが業務委託契約では入れる会場まとめ

フリープランナーが業務委託契約での案件稼働では入れる会場の種類とは方法についてまとめました。

流れをまとめると、どのような会場に入ってどのような経験を積みたいかとどれくらい稼ぎたいかを自分なりに決める、それが叶う案件を探して契約する、稼働する、という流れになるので、まずは自身の計画を立てるところから始めてみましょう。

今回ご紹介したような業務委託案件での働き方に興味がある方、自分だったらどんな働き方ができるのかとお悩みの方は、ぜひお気軽にお問合せください。

この記事を書いたライター

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