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2023/10/09

地方にもウェディングプランナーの業務委託案件はある?大都市圏との違いとは?

こんにちは、アナロジーの市川(@analogy_ichitk)です。

当社で運営している結婚式場とウェディングプランナー経験者の業務委託マッチングサービス「Wedding Me Works」での事例から、業務委託案件の残業ついてをお送りします。

 

地方にもプランナーの業務委託案件はある?

結論から書くと、あることはあるけど数は多くないのが実態と言えるでしょう。この記事執筆時点では、という注釈付きにはなりますが…。

ウェディングプランナーの業務委託案件には

  • 新規接客案件
  • 施行担当(打合せ)案件
  • イベント接客案件

などがありますが、その多くは東京、大阪、名古屋などの大都市圏に集中しています。また、Wedding Me Worksでの取り扱いは少ないですが、神戸、仙台、福岡、広島など人口100万人超の都市では稼働実績も比較的多いとは聞きますね。

 

地方エリアで業務委託案件が少ない理由

  • 結婚式場数が少なく、業務委託で働きたいプランナーの人数も少ない
  • そのためもしIndeedなどで募集する場合、プランナー側からすると探すとすぐに見つけられる
  • 事業者⇔プランナー間の直接契約がメインになるので、派遣やマッチング事業者が進出しにくい
  • そうするとそのエリアでの業務委託案件稼働事例が公開されない
  • 外部人材を活用しようという意識が広まらない(知らない)

ざっと挙げるとこんな感じだと思います。

もちろん事例としてないことはないんですが、

  • 以前一緒に働いていたメンバーに声をかけた
  • 共通の知り合いからの紹介

など、人を介したきかっけから始まるケースが多いなと思います。都市部と比べるとコミュニティは狭いですが、その分つながりが強いことも多いからですね。

 

今後、地方の業務委託案件は増えるのか?

個人的な予想ですが、たぶんあまり増えないんじゃないかなぁと思います。地方都市の定義をどこに置くかにもよるのですが、人口50万人未満の規模の都市などでは副業・フリーランス人材活用が広まる前にマーケット縮小の方が先に影響が出そうです。

逆に増える可能性があると思っているのはフリープランナーの会場利用事例ですね。地元に密着したウェディングプロデュースブランドを立ち上げる方は増えていますし、お客様が依頼する事例も増えています。

式場起点の業務委託契約は「お客様→(成約)→結婚式場→(委託)→プランナー」という流れになりますが、フリープランナーの会場利用の場合は「お客様→(成約)→プランナー→(利用)→結婚式場」という流れになるので、お客様との契約主体が逆になるんですよね。

たぶんそっちの方が増えていくんじゃないかなと思うので、式場側の担当者目線では外部のプランナーに利用してもらうためにはどうしたらよいか?を考えていけるとよさそうです。

一方、プランナー目線で今後増える可能性があるのは完全オンライン打合せの施行担当案件ですね。今は少ないですしお客様側希望すればという条件付きにはなりますが、全回オンラインであれば日本中どこでも案件を受けることができるようになりますから、地方在住者も活躍しやすい案件だと思います。

 

地方のプランナー業務委託案件についてまとめ

このテーマで書いたものの、現状では少ないですし今後明らかに増えていく見込みも期待は薄いと思います。

ただ、ブライダル業界に限らず今後も働き方の多様化・柔軟性は進んでいくと思いますので、もしわからないことがあったり相談したいという場合は、Wedding Me Worksでもそういったご相談もいつでも承っておりますので、今回ご紹介したような業務委託案件での働き方に興味がある方、自分だったらどんな働き方ができるのかとお悩みの方は、ぜひお気軽にお問合せください。

この記事を書いたライター

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