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2023/10/09

フルリモート/一部リモートOKのプランナー業務委託案件ってあるの?

こんにちは、アナロジーの市川(@analogy_ichitk)です。

当社で運営している結婚式場とウェディングプランナー経験者の業務委託マッチングサービス「Wedding Me Works」での事例から、業務委託案件のリモート稼働、オンライン打合せについてお送りします。

 

フルリモートOKの業務委託案件はあるの?

新規接客案件や施行担当(打合せ)案件、イベント案件でのフルリモート勤務は少なくとも私自身は聞いたことがないですし、Wedding Me Worksでの取り扱いもこの記事執筆時点ではありません(2023年10月時点)。

施行担当案件だと初回から最終までフルリモートを前提とした募集もあるという噂を聞いたことはありますが、実際にどこかで募集していたというのは見たことがないですね…。

フルリモートOKの案件が少ないのは

  • そもそもお客様が希望する、許可しないと新規接客や打合せがフルリモートにならない
  • 業務委託メンバーとクライアント企業側でそこまでの信頼関係が築けていない
  • PCやオンライン環境、個人情報処理に関するセキュリティ設定などが大変

などが主な理由です。

ただ、接客以外の案件だと

  • Instagram、TikTok等のSNS運用業務
  • メディアのLINEビジネスアカウント担当業務
  • 動画編集、クリエイティブ等の制作業務

こういった内容だとフルリモートOK(というかむしろフルリモート前提)の案件もあります。

 

一部リモートOKの業務委託案件はけっこうある

フルリモートは難しくても、部分的にリモートOKの案件は意外とあります。ただし、新規接客案件とイベント案件はリモートはありません(今後出てくるかもしれないけど)。あるのは施行担当(打合せ)案件で打合せをオンラインで行う場合になります。

  • クライアント企業が設定している打合せフローが最初からオンライン前提で組まれている場合
  • アサイン時からお客様が希望していた場合
  • 打合せスケジュール的にどうしても都合がつかずに〇回目だけオンラインでと合意した場合
  • 打合せ開始後にお客様との信頼関係を構築出来てオンラインに変更した場合
  • 体調不良等やむを得ない事情でオンラインに変更した場合

ケースとしては上記のような例が挙げられます。

Wedding Me Worksで取り扱っている施行担当案件の中でも、

  • オンライン打合せ前提
  • お客様が同意すればオンライン打合せもOK
  • いかなる事情があってもNG

この3つのパターンがあり、事前にそれを確認してから契約をすることができます。

 

リモート(オンライン打合せ)OKの案件を受託するメリットとデメリット

まずメリットとしては下記のような点が挙げられます。

  • 移動時間を節約できる
  • 1日に複数の会場の打合せを設定できるので業務効率が上がる
  • 打合せで使用する資料は基本的にデジタルなので準備にかかる時間も少ない
  • (企業によっては)打合せで決定した内容をそのまま顧客管理システムに反映することができる
  • それでいて報酬単価は変わらない

このように時間効率を上げられることが一番のメリットと言えますが、一方でデメリットもあります。

  • 個人情報漏えいリスク
  • 家にネットワーク環境を整えないといけない
  • PCを貸与される場合はその管理を自分でしなければならない、破損した場合は弁償
  • 逆にPC貸与がない場合は自身のPCで適切に情報を管理しなければならない
  • 複数社と契約すると貸与PCの数が増えて大変になったりする(家にPCが3台、とかの状態も…)

だいたいこんな感じで、情報管理とPC管理が主に大変なところですね。

また、プランナー側からリモートを希望、提案する場合はクライアントやお客様との信頼関係を築いてから申し出るようにしましょう。

オンラインMTGやDXが少しずつ浸透してきたとはいえ、多くの式場では対面接客が基本ですので、一方的なプランナーの都合だけでリモート希望を伝えることは控えた方が無難です。

 

プランナー業務委託案件のリモート稼働についてまとめ

現状では施行担当案件で一部リモートOK(オンライン打合せ可)としている案件がある、という認識を持っておけば問題ないと思います。

今後は今よりも増えてくる可能性はありますが、基本的に企業側が設定したルールに沿って業務を遂行することになりますので、もしオンライン稼働希望である場合は契約前に担当者の方に確認した方が良いでしょう。

今回ご紹介したような業務委託案件での働き方に興味がある方、自分だったらどんな働き方ができるのかとお悩みの方は、ぜひお気軽にお問合せください。

この記事を書いたライター

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