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2022/04/04

ウェディングプランナーの業務委託案件を比較するときのポイント

ウェディングプランナーの業務委託案件を比較するときのポイント

こんにちは、アナロジーの市川(@analogy_ichitk)です。

当社で運営している結婚式場とウェディングプランナー経験者の業務委託マッチングサービス「Wedding Me Works」の事例から、業務委託案件を比較する際のポイントをご紹介します。

 

新規接客業務案件を比較するときのポイント

1.報酬はいくらか

新規接客業務の場合、接客報酬と成約報酬で分けて報酬設定をしていることが多いので、報酬金額がいくらなのかによって稼げる金額が変わってきます。基本的には高い方が稼ぎやすいですが、後述する成約率によって報酬額も大きく異なるので、自信の経験やスキルを活かしたときにどの案件だともっとも稼げそうか、という視点で見ることが重要になります。

なお、新規接客業務の報酬相場についてはこちらの記事をご覧ください。

「・業務委託ウェディングプランナーの仕事内容と報酬制度・報酬相場

2.接客数が確保できるか

自分の予定を開けていても契約している式場の集客がないと接客機会を与えてもらえません。

KPIとしては「シフト提出時の発注率」と言いますが、報酬金額が多少高いよりも接客機会が安定している式場の方が働き方としては安定しやすいので、実はかなり重要な要素になります。

3.成約率を高められるか

成約報酬は当たり前ですが、接客数×成約率×成約報酬単価、で計算されるので、成約率が報酬に直結するのは言うまでもありません。特に接客報酬と比較して成約報酬の方が高く設定されていることが多いので成約率はとりわけ重要です。

業務委託契約の新規接客案件で成約率に影響する要素としては

  • 自身の経験やスキルと委託先式場のハードやコンセプトの相関性
  • 新規接客のスタイルや方法・オペレーション
  • 想定されるアサインの番手

等があり、これらを総合的に判断して自身が高いパフォーマンスを出せる環境かどうかが重要なポイントです。

4.その他の条件

  • 勤務場所自宅からの通いやすさ
  • 契約期間と更新時の条件
  • 式場内の環境や雰囲気、など

05_新規接客業務案件を比較するときのポイント

 

打合せ・担当業務案件を比較するときのポイント

1.報酬がいくらか

打合せ・担当業務案件の場合、担当報酬とインセンティブで設定されていることが多いです。打合せ回数や業務範囲としてどこまで含まれるのかなどの要素もあるので単純な報酬額だけでの比較は難しいものの、5万円~13万円と会社によってかなり差があるので、まずは報酬のチェックが最初になりますね。

なお、打合せ・担当業務の報酬相場についてはこちらの記事をご覧ください。

「・業務委託ウェディングプランナーの仕事内容と報酬制度・報酬相場

2.業務範囲はどこまでか

  • 打合せの回数とそれぞれにかかる時間はどの程度か
  • 打合せ後の情報入力や発注業務、検品業務は対象に含まれるのか
  • 結婚式当日の立ち合いの有無
  • 打合せの実施方法は式場で対面、オンライン可、訪問接客など、どの程度OKなのか

お客様との打合せ回数や時間は案件ごとの違いはあまりないのですが、関連業務をどこまで担当しなければいけないかによってプランナーにかかる負担は大きく変わってきます。そのため、何が業務に含まれるのかも案件比較の際には重要なポイントになります。

3.報酬の支払いのタイミング

  • 施行が終了してから一括で全額支払いか
  • 打合せ終了ごとに分割して支払われるのか

どちらの支払い方法か(またはそれ以外か)によって、いつ報酬が手に入るのかが変わります。特に前者の場合だと報酬が入るのが半年先とかになることもあるので、ここは必ず比較しておいた方がいいでしょう。

4.その他の条件

  • 勤務場所自宅からの通いやすさ
  • 担当後に担当変更やキャンセルになった場合の対応について

05_打合せ・担当業務案件を比較するときのポイント

 

イベント接客業務案件を比較するときのポイント

1.報酬がいくらか

イベント接客業務だと日給で報酬設定されていることが多いですが、12,000円~18,000円まで企業によって差があります。業務内容にもあまり差はないので、単純に報酬額の多い少ないによって決めてもいいかもしれませんね。

2.勤務時間、勤務場所

ゼクシィフェスタやハナユメフェスタといった媒体主催のイベントスタッフの場合は、イベント来場者の接客や会場案内を通じて、自社運営式場の来館予約を獲得することが狙いであることがほとんどです。

細かな業務内容で言えば

  • 来場者へのお声がけ
  • ブースでの接客・案内
  • 来館予約獲得処理
  • ブース設営、撤去の手伝い

これらが含まれますが、どちらかというとこれらの業務内容がどうかという比較よりは、勤務場所と勤務時間がどこかで比較したほうがよいでしょう。

 

ブライダルの業務委託案件を比較するときのポイントまとめ

今後、業務委託案件は増えていきますし、業務委託契約で結婚式場で働く人は増えていくと予想しています。そうすると案件ごとに比較して選ぶ機会も増えると思いますので、少しでも参考になると嬉しいです。

業務委託での働き方や案件に興味がある方、自分だったらそんな働き方ができるのかとお悩みの方は、ぜひお気軽にお問合せください。

この記事を書いたライター

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