【業務委託プランナーを糧に別の夢をかなえる働き方】まるっきり異業種への再挑戦を柔軟な働き方が後押し…M美さんのケース
もくじ
「ウェディングプランナーはもうやり切った。後の人生は本当にやりたいことをやろう。」
今回お話を聞いたM美さんは、持ち前の明るさと責任感の強さで、7年間のウエディングプランナーのキャリアを築き上げてきたものの、心身の限界を感じて退職。その後、ブライダル業界からまったく違う業界へ再チャレンジを始めます。
踏み入った業界は、小学生からずっとあこがれ続けていた世界。しかしスケジュールが非常に不安定な業界でもあります。これ1本だけでは、しっかりお金を稼ぐのは難しい。そんな時、新たな挑戦に集中する環境づくりを助けてくれたのは、二度と戻らないはずだったブライダル業界のキャリアだったのです。
「もう身も心も限界」絶対に戻らないと決めた日から、再びブライダル業界に戻るまで
誰もがM美さんと一度会って会話を交わしたら、理想的なウエディングプランナーだと思うはず。明るい笑顔と歯切れのいい話し方、話をしっかり聞いてくれ、一つひとつに深く共感して一緒に歩調をあわせ伴奏してくれる…会話の端々からも責任感の強さが伝わってきて「この人なら信頼できる、まかせられる」と、仕事を依頼したくなるだろう。
ところが、M美さんの魅力であり強みでもある責任感の強さは、彼女の成長とキャリアアップを後押しするのと反比例して、「お客様の期待を裏切れない」というプレッシャーから重圧になり、少しづつ追い詰めていく。やがて…
「限界まで頑張った。だからもう一度夢を追いたい」強い決心のもと、彼女は安定した職場を去り、新たな一歩を踏み出したのだ。
【お話を聞いたM美さん(30代)のプロフィール】
ホスピタリティ業界最大手企業でアルバイト勤務を続け、接客から事務・裏方まで経験したのち、
正社員を志してウエディングプランナーへ転職。
プランナーを志したきっかけは、人に喜んで頂ける仕事を選びたかったから。また、自身の仕事が会社の利益損益に直結する仕事がしたかったから。
一顧客一担当制のゲストハウスで経験を積んだのち、チーフに昇格。新会場の立ち上げにも大きくかかわる。系列店にてまったく違う形のブライダル接客経験を積み、さらに優秀な成績を挙げるも、コロナ禍に入る前に退職。
じつはプランナー在職時代から並行して、小学生時代からずっと興味を持ち続けていたエンターテイメント業種を学ぶため専門学校に通っていた。退職後は本格的にそちらの仕事に専念することになる。
Q:ブライダル業界の正社員を一度辞めてしまった理由は?
【M美さん】
ただ走り続けて限界を迎えて、これ以上はやりたくない、と思ってしまったのが本音です。
ウエディングプランナーを続けたのは7年間ですが、自分自身では業務効率も悪く、不器用なほうだと思っているんです。でも、お客様を受注すると責任が生まれるじゃないですか。
「自分を信じて契約していただいているお客様が終わるまではやろう」と続けて、辞めるタイミングを逃し続けていたら7年が経過していたんです。
私はできないことが多すぎて、できるまではやろうって、頑張り続けていました。
周囲の人たちに恵まれすぎてしまったのも、「自分には向いていない」と思っているのに、仕事を続けてこれた理由ですね。
おかしな理由なんですが、会社の人たちや同僚が、みんな素敵な人たち。結婚式が大好きで頑張っている皆さんの役に立ちたくて、喜ぶ顔が見たくて続けてきました。
でも、ある日限界が来たんです。
土日休めない・帰宅は終電・時に終電を逃してタクシー・やり直しができない結婚式への重責・でも絶対に途中でギブアップできない…この仕事は一生はできない。もうやめよう、と。
どうせ辞めるなら、これから先の人生は本当にやりたい仕事をやろうと思い、小学生時代からの夢だった業界に飛び込みました。
Q:再びブライダルの世界へ…恐るおそる業界に戻ってきた理由は?
【M美さん】
一生ウエディングプランナーもブライダル業界もやらないぞ、と固く思ってたんです。
でも、業界にいる人たちや会社の人たちは大好きで、そんな人たちに「人手が足りなくて、ちょっとした接客対応を手伝ってほしい」と言われると断れず…。
正直、現役時代の“お客様の期待を裏切れない、失敗は絶対にできない”重圧が本当に苦しくて、もうやりたくない気持ちが先に立ちます。
辞めてしばらくのうちは、本当におっかなびっくり話を聞く、といった感じでした。
以前いた会社のお手伝いを少しづつはじめていたなかで、やはり前職で仲が良かった同僚から『Wedding Me Works』を紹介されました。
案件はあるけれど人手が足りず、新規が得意だった私を『Wedding Me Works』に紹介したいとのことで、お話をいただいたんです。
人の縁から少しづつ、一歩一歩、なんとなくブライダル業界に戻っていきました。
Q:『Wedding Me Works』を始めてみて、どうだった?
【M美さん】
紹介してくれた同僚の方は、とてもいい人だったので「彼女のおすすめだから大丈夫」の安心感は最初からあったと思います。
実際問い合わせてみて、Wedding Me Worksのサポート力の強さを実感しました。
問い合わせ後、担当のキャリアアドバイザーの方からすぐ連絡がきたのも好印象でした。また、
運営する人たちの多くがブライダル業界出身の方なので、会話がとてもスムーズなんです。オンラインでの受け答えからも、担当の方の人柄の良さを感じられました。
何より、登録後に一番最初にマッチングしていただいた会場が、私の希望にぴったりだったことに驚きましたね。
初回のカウンセリングの際にお話していた「少人数でアットホームな結婚式を挙げられる場所で働いてみたい」などの希望をしっかり吸い上げて、なぜその会場をおすすめするかの理由を含め、しっかり説明してくださったんです。
キャリアアドバイザーの方が元プランナーという経験も大きいのでしょう。それ以上に、提案力の強さと、配慮のきめ細やかさに驚きました。
「Wedding Me Worksを始めて本当に良かった」不定期な本業があっても働ける柔軟さ
M美さんの現在の仕事はエンターテイメント系の業種で、仕事は非常に不定期。仕事がないと長期間空いてしまうが、いざ仕事が入ると、数か月間拘束される。
そのため、仕事が入った場合は、先のスケジュールを真っ白にする必要があるのだ。その他にも仕事の準備期間が必要であり、副業はどれだけ変則的なスケジュールが組めるのか、柔軟に対応できるかも最も重要に。
そこで、シフトで細かく勤務希望を出せ、2週間前であれば一度出したシフトも変更可能な『Wedding Me Works』は、現在のM美さんの生活をサポートするうえで、なくてはならない仕事になっている。
【M美さんの1週間のワークローテーション】
【現在関わっているエンターティメント業種の仕事】
基本的に不定期であり、繁忙期は長期的にスケジュールを押さえられてしまう。また、どのタイミングでスケジュールが入るかは直前にわかるため、長期の予測が立たない。
【プランナー業務】
M美さんは一貫担当制の会場でキャリアを積んでいるため、打ち合わせ業務や当日施工も担当は可能。しかしWedding Me Worksでは、本業あわせて融通をとことん融通を利きやすくするため、単発でスケジュールを組みやすい新規接客で現在は稼働している。
【ブライダル会社での事務業務】
7年在籍したブライダル会社を退職したものの、事務業務をパートでお手伝いしている。本業にあわせ、月末月初の忙しい期間は週数回、平常時は週1回と変則的なシフト。
会社側は過去の実績から、現在のM美さんの本業に理解があり、本業の不定期さにあわせて緩急をつけたシフトで働けている。
Q:突然決まる本業のスケジュール…どうやってシフト管理をしている?
【M美さん】
現在の本業は、仕事が決まると1カ月ほど完全に拘束される場合もあります。だから、必ず週3回入る契約など定期的な副業が難しい状況なんです。
なので、突然「1ヶ月間休みます」と言っても、ご迷惑がかからない仕事を選ばなくてはいけないのですが、Wedding Me Worksだとその形がかなえられるんですよね。
新規の仕事の場合、依頼が入っていなければ、かなり直前でもスケジュールを取り下げができます。
また、会場との相性を見て、契約する会場を選べるのも本当に魅力的です。
業務委託プランナーで新規接客中心で働いている方の場合、出したシフトの日に仕事が入らないのを懸念して、何社か掛け持ちしている方が多いと思うのです。
でも、私は以前の経験から、自分が無理をして、プレッシャーを強く感じるような無理はしないと決めています。
自分の納得したペースで働けるシステムなので、こんな不安定なシフトであるにもかかわらず、無理なく続けていけています。
いまの会場は、自分がブライダル業界で働くうえで大事にしたい価値観がぴったりあっているのと、社員の方が本当にすてきな方が多くて、環境がとてもいいんです。
環境がいいので「この会社の、この人たちの役に立ちたい」という気持ちで働けるから、とてもありがたいですね。
Q:不定期かつ少ない稼働時間でも安定して稼ぐことは可能?
【M美さん】
私のように副業で、かつ不定期な入り方をしていても、新規接客の成功報酬もあわせると、1カ月50万円を稼いだ月もあります。
時期的に感度の高いお客様が多かったり、集客がよくて希望を出したシフトに多くは入れたなど好条件も重なった理由はあるでしょう。でも、月々コンスタントに納得のいく額を稼げてはいますね。
現在契約してお世話になっている会場は、本番の接客に入る前までの研修が非常に手厚い会場だったんです。
私は接客にとてもプレッシャーを感じていたのですが、会場の方が「納得できるまで、何度でも研修していいですよ」と言ってくださったので、お言葉に甘えて研修期間を2〜3カ月設けていただけたんですね。
会場側としては、今すぐにでも即戦力がほしいところだと思うのですが、待っていてくださったおかげで安心して、成約率の高い接客に臨めました。
Q:『Wedding Me Works』を選んでよかったと感じられる点は??
【M美さん】
最優先の本業があるため、プランナー業務は自分のペースで、安心して働けるのが第一なんです。
自分で募集している会場を探して、契約や条件をすべて細かく話し合って、何かあった場合もすべて個人で対応して…と一社一社対応するのは、体力的にも精神的にとても大変でしょう。
また、対企業と個人で直接契約するリスクも、ちょっと怖い部分があります。
だから、契約・研修・請求…と業務委託の契約と業務を円滑に進めていくうえで、Wedding Me Worksが間に入ってくれて、本当に心強いんです。
一度、シフトの締め切りを過ぎてしまってから、ある会場の担当者様から「お客様に大丈夫と言ってしまったので、新規接客にはいれませんか?」といったニュアンスで話を持ち掛けられたケースがあって。
「こんな時はどうすればいいですか?」とキャリアアドバイザーの方に質問すると、すぐ「ルールがあるので断ってもらっていいですよ」「言いづらいようなら、こちらで対応します」とすぐに返答してくださったんですね。誰かが間に入ってくれるのは、本当に安心です。
Wedding Me Worksでは、業務委託を結びたい会場を選ぶのも、シフトを出したり請求業務を行うのも、すべてシステムツールを通して行います。煩雑な会場とのやりとりが、すべてツールを通して、間にWedding Me Worksか必ず入ったうえで行えるのも本当にスムーズで、安心できますね。
この感覚って、フリマアプリに似ていると思うんです。
自分自身で「古着を売ろう」と思って値をつけて、実店舗に出品したり、まったく知らない人と直接やりとりするのはハードルが高すぎるのです。
でもアプリというパッケージがあるから、初心者の方でもスムーズに出品でき、匿名のままやりとりができ、何か問題が起きた場合は運営が間に入ってくれる。
まったく同じ安心感が、Wedding Me Worksにはありますね。
『Wedding Me Works』を本業ではなく、副業として少ない稼働時間ながらもしっかり稼いで働く先輩の情報はこちらも!
「ブライダルのキャリアが次の夢を後押ししてくれる」新たな挑戦のための糧をはぐくむ
M美さんは現在、現役時代とほぼ変わらない気持ちで、業務委託プランナーを続けている。お客様だけでなく、一緒に働く社員やパートナー達の喜ぶ顔が見たい…そんな思いがより一層つよくなっているようだ。
責任感が強いM美さんにとって、接客にプレッシャーを感じる気持ちが消えたわけではない。
だが、改めて違う立ち位置から業務に臨むと、今までのプランナーキャリアが、意外な形で活かされていると気づいたそう。
Q:業界を一度離れて新たに出会ったウエディングプランナーの良さとは?
【M美さん】
ウエディングプランナーのお仕事に復帰したのは、本当におそるおそる…だったのですが。
自分の仕事が誰かの役に立ち、喜んでもらえている報告をWedding Me Works のキャリアアドバイザーの方からや、会場の方から伝えていただけるのがとても嬉しいですね。
改めて、仕事を始めて気づいたのですが、もちろんお客様に喜んでいただけるのも嬉しいのですが、一緒に働いている“中のヒト”に喜んでもらえるのが、自分にとってすごく嬉しく、やりがいを感じられる瞬間なんだと…。
また、定期的に開催されるWedding Me Worksのオフ会に参加して、プランナーの仕事のすごさに改めて気づいた点もありました。
成約率が非常に高い、トップランカーの方とじっくりお話しする機会を得たのですが、考えの深さの次元の違いに驚きましたね。
今まで在籍していた会場の経験から、人柄の良さや魅力=成約率みたいに考えていた部分もあったんです。その方は会話や話運びをすごく深く計算されていて、売れる人には理由と努力があるんだと、改めて気づかされました。
ブライダルの最前線から離れても、すごく勉強になる点や、気づかされる点が多いです。
Q:ウエディングプランナーのキャリアが人生に生きていると感じる点は?
【M美さん】
私は長く一顧客一担当制の会場だったので、お客様から「M美さんだから、ここで結婚式をしようと決めました」とよく言っていただきました。でも、そんな風に言われたら、期待を絶対に裏切れないでしょう。
ウエディングプランナーの仕事って、当日施工を担当してると、本当に何が起こるかわからないんですよ。 私やパートナーさん達を含め、どこかで誰かがミスをすれば、新郎新婦が、お客様が、悲しい思いをすることになるかもしれない。そして、その責任はすべてウエディングプランナーの責任なんです。
だから、ウエディングプランナーのキャリアのおかげで、私の心臓に毛が生えたんだと思います。
結婚式は、走り出したら何があっても止まりません。そして、いまの本業はまさに“走り出したら止まれない”お仕事なんです。
大きな失敗があっても、全員の協力と臨機応変に対応すれば何とかなる、失敗しても大丈夫、と教えてくれたのは、プレッシャーが大きかった、苦しかったはずのプランナーの日々だったんですね。
私のいまの人生に、確実にプランナーのキャリアは活きています。
いまの私の人生で、最優先は本業。
でも、ウエディングプランナーの仕事も、Wedding Me Worksの働き方であれば、何歳になってもできる仕事だと思えるようになりました。
いまは、業務委託プランナーもずっと、無理なく、長く続けていければ…と思っています。
M美さんから「副業としての業務委のウエディングプランナーの働き方」をこんな人にすすめたい
・ブライダル業界でウエディングプランナー経験があるすべての人
・副業として細く長く「自分らしく生きるためのサポート」がほしい人
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