【ウェディングプランナーの業務委託】打合せ・担当案件の条件でチェックするポイント
こんにちは、アナロジーの市川(@analogy_ichitk)です。
当社で運営している結婚式場とウェディングプランナー経験者の業務委託マッチングサービス「Wedding Me Works」での事例から、打合せ・担当案件の条件でチェックするポイントをお送りします。
打合せ・担当案件とは?
結婚式のお打合せ、施行を担当のお仕事です。
最近は業界全体の人材不足もあり常時稼働しているフリープランナーも多く、特に3月、10月、11月などの施行繁忙期は案件数が多いのが特徴です。
成約後のお客様との打合せがメインの業務ですが、それ以外にも当日の立ち合いや搬入の確認、発注業務、検品業務等が委託内容に含まれるかどうかは企業や案件によって異なります。
打合せ・担当案件を受託する際のチェックポイント
報酬単価
1組担当した際に企業から支払われる報酬金額です。
平均的な相場としては80,000円~100,000円/組程度ですが、Wedding Me Worksの取り扱い案件の中でも40,000円~140,000円/組までけっこう幅はあります。
インセンティブの有無
単価の目標金額を達成した場合、累計担当組数や月間組数目標を達成した場合、パーティレポートを書いた場合、口コミサイトに顧客が投稿してくれた場合など、内容は企業によって異なりますが、インセンティブがつく場合もあります。
交通費支給の有無
打合せにかかる交通費が支給されるかどうか。
特に打合せは対面必須の案件で自宅から遠い場合は、打合せ回数分の交通費がかかるので合計するとけっこうな額になることもあります。ただ、それも含んで高額の担当報酬にしている場合もあるので、トータルで見込まれる報酬金額で判断するとよいでしょう。
キャンセル、担当変更時の報酬支払いルール
打合せの途中でキャンセルになった場合やお客様から担当変更の依頼を受けた場合は、担当報酬総額を打合せ回数で割った金額が支払われることが多いです。例えば全5回の打合せで10万円/組の報酬、2回の打合せ終了時にキャンセルになった場合は、10万円×2/5=4万円、といった具合です。
ただし、担当プランナーの接客起因でキャンセルや担当変更になった場合は報酬無しとなる場合もあるので注意が必要です。
期待される担当組数
1か月に1組担当でOKなのか、繁忙期は複数組担当を期待されているのかは契約締結前に必ず確認しましょう。双方の認識がずれていると
- 稼ぎたいけど担当が振られなくて困る
- 子育てと両立したかったけどたくさん担当振られて困る
といったことが起こります。
1組担当ごとの打合せ回数、期間
会社のやり方によって様々なので、自分の経験だけで思い込まずに必ず事前に確認するようにしましょう。
Wedding Me Worksの取り扱い案件でも、平均は4~5回ですが、担当回数は2回の案件もあれば最大10回の案件もあります。
またお打合せ期間も、平均は4か月程度ですが、直近案件だと2か月とかもありますし、長い企業だと半年ということもあります。
事前研修の時間と報酬発生・交通費支給の有無
施行担当案件は担当が振られる前に、打合せの流れ、回数、商品知識、ツール、システムの使い方等についての事前研修があることがほとんどです。
企業によっては10時間を超える場合もあるので、その総研修時間がどれくらいなのか、またその研修に対して報酬や交通費は支給されるのかについては事前に確認しておくとよいでしょう。
オンライン打合せの可否
- 完全不可
- お客様が希望した場合はOK
- 自由にOK
ざっくり分けるとこの3パターンです。オンライン打合せがOKだと移動時間が削減されるので効率よく打合せを進められる分、お客様とのコミュニケーション機会は限られるので、どのような方法が自分に合っているかを判断していくとよいと思います。
貸与物
PC、携帯電話、名刺などを支給されるかどうかです。
稀にセキュリティの理由でPCを支給される&持ち運び不可という場合がありますが、このような案件だと事務処理をするために出勤してPCを立ち上げなければいけないことになるので、そう稼働時間に大きく影響を与えます。事前に確認するのが良いでしょう。
顧客情報管理システムの有無
システムを導入している企業の場合はシステム入力業務が発生しますが、その分神の書類などの持ち運びはなくなります。
一方、システム導入していない企業の案件だとFAXなどの作業が必要になるため、事務所に行く回数や事務所で行う業務量が増えがちです。
打合せ後の事務作業のボリューム
事務作業が無いことはないですが、先ほどのシステム化の有無と合わせてどの程度の打合せ以外の事務作業が発生するかは事前に確認しておくとよいでしょう。
担当報酬は高くて魅力的だったが、かなりの量のアナログ処理をこなさないといけない、といったこともあります。
当日の立ち合いの有無
結婚式当日の施行立ち会いが必須かどうかの項目で、立ち合い必須の案件の方が多いですが、企業によっては必須ではない場合もあります。
これまで経験してきた式場が立ち合い必須ではない人が立ち合い必須の式場の案件を持つと最初はうまく立ち回れないこともありますので注意が必要です。
お客様とのやり取りの方法
セキュリティの観点から会社してのメールのみ、という場合が多いですね。
そのメールアカウントに個人または貸与スマホから入れると比較的スムーズにやりやすいですが、PC限定だと持っていないときに対応が遅れることもあります。
案件受託前に気を付けた方が良いこと
上記記載の内容はけっこう細かい内容も含まれていますが、施行担当案件は一度アサインが振られると結婚式当日まで数か月間仕事をすることになるので、契約締結前にちゃんと確認した方が良いでしょう。
逆に、確認しても曖昧にされて答えてもらえない、決まっていないことが多すぎるなどの案件の場合は地雷の可能性も高いので避けた方が賢明です。高確率でトラブルになります。
打合せ・担当案件の条件でチェックするポイントまとめ
ウェディングプランナーの業務委託案件の、打合せ・担当案件の条件でチェックするポイントをまとめました。
報酬額がクローズアップされがちですが、細かな条件も事前確認したうえで判断されるとよいかと思います。
今回ご紹介したような案件に興味がある方、自分だったらどんな働き方ができるのかとお悩みの方は、ぜひお気軽にお問合せください。