Magazine

2023/10/08

結婚式場で在職中(退職前)に業務委託の仕事を始めてもいいの?

246_221_IMG_8720 (1)

こんにちは、アナロジーの市川(@analogy_ichitk)です。

当社で運営している結婚式場とウェディングプランナー経験者の業務委託マッチングサービス「Wedding Me Works」での事例から、結婚式場在職中の業務委託案件の探し方と最適なタイミングについてをお送りします。

 

業務委託の仕事を始めるタイミングはいつが最適?

ウェディングプランナーの業務委託での稼働事例が増えてきており、

  • もともと式場で働いていて、そのまま独立したフリーランスの方
  • ブライダル業界から他業界に転職した後に副業で始める方
  • 結婚や出産を機に退職しブライダルを離れた後にブランクを経て復帰される方

など、様々な人がお仕事をされています。それぞれの仕事を探す・始めるタイミングは以下の通りで、現在ブライダル企業で働いている方以外は自分がやりたいと思ったタイミングで始めることがほとんどです。

すでに独立されているフリーランスの人

自分のタイミングで探し始めて、契約締結次第で稼働開始という流れになります。条件がいいなと思う案件を見つけたから、知り合いに声をかけられたのをきっかけに、前の契約先の仕事が終わったので新しく探そうと思って、などのタイミングで新しい案件を探すことが多い印象です。

現在ブライダルの仕事をしていて退職後に独立予定の方

退職が確定していない状態だと企業側も募集情報の詳細を共有・公開できないので(競合になる可能性があるため)、退職確定後に案件応募を始めて、退職後から稼働される方が多いですね。なので、結果的に退職2-3か月前くらいから企業とコンタクトを取りはじめて交渉・契約を進めることになります。

もちろん、情報収集自体は在職中にやっても問題はありません。所属先の企業にばれないように気を付けてもらえればではありますが…。

離職中の方、主婦の方

基本的にはフリーランスの方と同じで、自分のタイミングで始められる方が多く、子供が小学校や中学校に上がった、元同僚や先輩から紹介された、何かしらの事情でお金が必要になった、などが主なきっかけのようです。

他業界で仕事をしていて副業で始める方

在職中の企業の副業規定が変わってOKになった、ブライダル時代の元同僚や上司から声をかけられて興味を持った、などがきっかけで探し始めるケースが多いです。この場合もいつから始めてもいいので、特にこのタイミングがおすすめということはありません。

産休・育休中の方

あと意外と多いのがこのパターンで、現在育休中だけど育休明けに現場復帰は難しそう、となると今から業務委託の働き方はできるのかを検討しておきたい、という理由です。Wedding Me Worksへのお問合せもけっこうこのパターンも多いです。

情報収集や相談は全然OKなのですが、実際に企業との面談や交渉、契約となると不確定要素が大きいので、具体的な話は少なくとも退職が確定したらという話になることがほとんどですね。

 

業務委託の仕事を探し始める際の注意点

このように、今どのような状況かによって探し始めるベストなタイミングは異なります。そして、実際に仕事を始める場合には注意した方がよい点もあります。

報酬の支払いタイミングは案件によって異なる

  • 新規接客案件:接客報酬は接客月末日締め翌月末払い、成約報酬は成約翌月末締め翌々月末払い
  • 施行担当案件:施行月末日締め施行翌月末払い
  • イベント案件:イベント開催月末日締め翌月末払い

おおよそ案件別の支払いタイミングはこの通りで、特に施行担当案件を受ける場合は最初の報酬支払いが半年後ということもあるので生活費のシミュレーションにはお気を付けください。

就業規則に違反しないか

副業で始められる方は、今雇用されている会社の就業規則で副業を禁止していないかは必ず仕事を始める前に確認するようにしましょう。何かしらのペナルティや罰則を与えられる場合があります。

また、副業自体はOKであっても同業界は禁止とするなどと規定している場合もありますので、もし不安や解釈がわからない場合は人事部の担当者等に確認してから始めるようにしましょう。

前職退職時の誓約書の内容に違反しないか

これはフリーランス、副業にかかわらずですが、企業によっては退職時に誓約書へのサインを求められるケースがあります。

誓約書に記載されている主な内容は、競業禁止(同業他社への転職等も含む)、秘密保持(在職集に知りえた秘匿情報を外部企業へ漏えいさせてはいけない)などで、業務委託契約で競合他社のプランナー業務を行うことがこれに該当すると言われる可能性もあります。

実際には、憲法第22条で「職業選択の自由」が保障されているのでよほどの内容でない限り大丈夫ですが、もしわからない場合は第三者に相談してみるとよいでしょう。Wedding Me Worksへのお問合せも歓迎です。

 

業務委託案件を探し始めるタイミングについてまとめ

個人個人の状況によって最適なタイミングは異なりますが、多くの場合でやってみようかな?と思ったタイミングで調べてみる、問合せてみるのがベストだと思います。

どちらかというと悩んでいる間に案件が埋まってしまったという方がリスクとしては大きいですし、問合せたからと言っていきなり強制的に業務につかなければいけないということもないので、まずは検索、相談してみるのがよいと思います。

Wedding Me Worksではそういったご相談もいつでも承っておりますので、今回ご紹介したような業務委託案件での働き方に興味がある方、自分だったらどんな働き方ができるのかとお悩みの方は、ぜひお気軽にお問合せください。

この記事を書いたライター

新着記事