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2024/06/12

【業務委託プランナーだから可能な挑戦できる働き方】…楽しさも悔しさも丸ごと”次の自分”へ繋げたい!笹木綾花さんのケース

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「転職したい。でも自分が次にどんなことをしたいのか、分からない」

ブライダル業界は、大好き。でも、自分の人生、ブライダル以外に別の仕事も経験して、新たな生き方にもチャレンジしたい。

しかし現実では、生活との兼ね合いから次の入職までに時間をそこまでかけるわけにもいかず、転職先は今までの接客スキルや業界知識が生きる仕事にどうしても偏りがちに…。

今回紹介する笹木綾花さんはいまWedding Me Workと並行して「業務委託プランナーをしながら学び、自分の働き方と生き方を模索」しています。綾花さんはインタビューでこう、語ってくれました。

「Wedding Me Workで収入の軸があるから、自分がおもしろそうだと思った分野に臆せずチャレンジできるんです」

 

「ここなら信頼できるかもって思ったんです」ブライダル業界から完全撤退するも…業務委託プランナー開始まで

今回お話を聞いた笹木綾花さんは、コロナ禍に一度、プランナー業を完全撤退している。

もともと畑違いの業種から転職するために、激務の合間にブライダル専門学校へ通ってプランナー転職への切符を手に入れたほど、綾花さんは”頑張り屋さん”。

しかし、そんな根性のある彼女ですら、8年近くのプランナー生活で体力は疲弊し、精神は摩耗していった。でも、ブライダルは大好き。だからフリープランナーへの独立を考えていた矢先、新型ウィルス感染症の蔓延による自粛社会へ…ここで彼女の心は、一度完全に折れてしまった。

自分の気持ちを断ち切り新たな生き方を模索して他業種へ転職するも、プランナーで得られた楽しさは感じられない。業務委託プランナーの開始には「自分の生き方や働き方を、次はもっと時間をかけて慎重に見極めたい」との想いが背景にあった。

【お話を聞いた笹木綾花さん(34歳)のプロフィール】
短大卒業後20歳で複合アミューズメント施設を運営する大手企業へ入社。

学生時代のアルバイト経験から接客の楽しさを知ってその道を目指しての入社だったが、人を重用しない仕事内容にやり甲斐を感じられず、もっと誰かの役に立てる仕事に就きたいと考えるようになり、思い立ったのがブライダル業だった。

転職には未経験のハンデを埋めるため、激務のあいまをぬってブライダルサービスの養成スクールに通い、学ぶ。

前職を2年半で退職し、23歳で大阪を中心に全国でフォトウエディングと自由なウエディングをプロデュースするブライダル会社へ入社。

ウエディングプランナーとしてのキャリアを開始し、8年のキャリアを積んだ後、30歳の年にフリープランナーとして独立を志し退職するも。しかし、折しも新型ウィルス流行の時期と独立時期が重なってしまい、一度は断念。

その後は芸能関係の人材派遣業や事務職や映像プランナーの職を経て、昨年の7月に退職。

現在はフリーランスとして『Wedding Me Works』を通じブライダル業界に軸足を置きながら、飲食業・動画配信者…と興味がある異色の仕事へ臆さずチャレンジしている。

Q:ブライダル業界の正社員を一度辞めてしまった理由は?

【綾花さん】
ブライダル業界は、本当にやりがいがあって大好きでした。人生でもとても大きなイベントに携わる責任感や、お客様と一緒に作り上げていく楽しさから充実感を得られていたんです。もちろん辛いこともたくさんあって、辞めたいと思っても、楽しさが上回っていたんです。この仕事が好き、の想いだけで8年間続けられた部分が大きかったですね。

でも、会社でのキャリアが長くなると、プランナー業務よりも人材育成や売上管理などのマネジメント業務の比重が増えてき…お客様と関わる機会が減る事で、楽しさを苦痛が上回るようになってしまったんです。また、長年勤務していても給料が変わらず、自身の努力が結果に反映されない働き方に限界を感じたため、フリープランナーとしての独立を考えました。

在籍していた会社はプロデュースの幅がとても広く、挙式もチャペル式・人前式・神前式とすべて経験できましたし、ゼロからウェディングプランを創り上げるプロデュースまで、いろいろな経験を積ませてらったので、自分の力だけでやってみたいと考えたんです。

ところが、辞めて新しい活動をしようとしたまさにその矢先に、新型ウイルス感染症の蔓延で徹底的な自粛が始まりました。ブライダル業界だけでなく、人と接する仕事のほとんどが壊滅的な状況を見て、働き方と方向性を、根底から見直すべきだな、と。

8年近くずっと現役でやってきて、体力的にも結構しんどい仕事です。20代の時みたいに、もう フルパワーでできるスタミナがないと感じたのも正直な理由です。
ブライダル以外でも、人に携わり人の役に立つ仕事は続けていきたいので、ここで思い切って方向転換して、まったくブライダルとは関係ない仕事に転職しました。

Q:『Wedding Me Works』を知ったきっかけは?

【綾花さん】
退職後はすぐに、正社員で2社続けて働いていたものの、自分との相性やフィット感、そもそもプランナーほどの充実感や人と接する楽しさを感じられなくて…どちらも1年ほどで退職してしまいました。コロナ禍も明けサービス業界が動き出したタイミングで、もう少しじっくりと今後の方向性を考えたくて、しばらくはフリーランスで活動したいと思っていたんです。

フリーランスの働き方のひとつでに”業務委託プランナー”の選択肢はそもそもありました。前職のツテで、業務委託プランナーを他の会社とつなぐ仕事をされている方がいて、知っていたので。

もちろんその方と連絡はとっていたのですが、窓口がその人しかないので、こちらが仕事をしたいタイミングと向こうが紹介してくれるタイミングが、なかなか合わなくて…。もう1社、似たような会社と連絡をとったものの、同じ理由でなかなか契約につながらず、私のようにすでに複数の異業種をかけもちしながら探すには、ハードルの高さを感じました。

会場自体が業務委託プランナーを募集しているのも見つけました。でも、働く範囲がひとつのグループや会場だけで、社員に近い専属的な契約になってしまうと、いま求めている自由度の高い働き方や、いろんな会場に行って経験を積むのは難しそうで…。

自分自身が働き方やその場所で得られる経験値に対して、すごく慎重になっているのもあって、結局は募集するのをためらってしまいましたね。

Q:『Wedding Me Works』を開始した理由は?

【綾花さん】
もっと自分に合った業務委託プランナーの働き方はないのかな…とネット検索をしたところ、『Wedding Me Works』のサイトにたどり着きました。所属されている方のインタビュー記事(※)を拝読して、業務委託のプランナーとして、いろいろな働き方ができると知りました。すぐに問い合わせをしたんですけど、そこからが今までと違って、仕事開始まであまりにもスムーズだったんです。

担当してくれたキャリアアドバイザーの方のはきはきした対応や人柄に「信頼できる!」と直感したのも大きかったですね。とにかくレスが早い!そして『Wedding Me Works』のシステムが非常にしっかりしていて、ここなら本当にすぐお仕事が見つかりそうだなと安心できたんです。

「自分でスケジュール管理できるのでストレスフリーです」経験値を活かした業務委託プランナーの働き方

綾花さんの現在の働き方は…「インフルエンサーとして実況配信」「飲食店での接客」そして「業務委託プランナー」と、多彩な業種を1週間をフルに使って使ってこなしている。一見すると、いつ休んでいるのか気になるところ。実際100%フリーランスで働いている方は、今までのインタビューでも”つい仕事を詰め込んでしまう”と回答される方も多かった。

しかし、綾花さんは自分自身で仕事を自由にスケジューリングできるため、まる1日仕事を何もしない日を設けたり、プライベート時間をしっかり確保して趣味の旅行を楽しんだり、勉強の時間を作ったりと、ストレスフリーで働いているそう。

実際、自分にとって無理のない働き方で、1カ月でどれぐらい稼げるのか?

「月によってももちろん変わってきますが、『Wedding Me Works』だけなら土日中心でコンスタントに15万ぐらいです。安定した収入軸があるので、ちょっと変わった仕事や興味のある仕事にも、安心してチャレンジできます」

【綾花さんの1週間のワークローテーション】

『Wedding Me Works』での業務委託プランナーの働き方は?

【綾花さん】
現在はクライアント3社、会場は4箇所を担当しています。キャリア的には打ち合わせや施行も担当できますが、今は他の業務との兼ね合いで、Wedding Me Worksでは新規のみお仕事をいれています。

自分の希望時間にあわせて仕事を入れられるので、飲食業や配信業務の仕事がない日の昼間は、新規接客の業務が入る日もありますが、必ず仕事をまったくいれない日を週一回は入れるよう調整しています。

Q:Q:3つの業務の合間にグアム旅行!…本当に無理せずに両立は可能?

【綾花さん】
全然できますよ。プライベートの用事など、休みたいときが明確に分かっているなら、そこは仕事を入れないように、他の業務をふくめて仕事を入れないようにすればいいんです。
逆に、仕事をより多く入れたいときは、どの仕事を重視するかにもよりますが、多く入る日や時間を申告すればいいだけ。他の業務とかぶらないよう調整するだけです。

私は旅行が大好きで、しかも思い立ったらひとりでもふらっと、すぐに行きたい性格なんです。つい最近では、どうしてもグアムの近くにある孤島のイルカが見たくて、4泊5日でひとり旅でいってきました。

先週はやっぱりぷらっと伊勢神宮に行って…会社員では絶対にできない時間の使い方です。フリーランスだからこそ、自分の気の向くままに働けるのは本当に嬉しいですね。

Q:『Wedding Me Works』のキャリアアドバイザーの印象やサービスの使い勝手は?

【綾花さん】

とにかく、担当アドバイザーの方がいつ連絡しても即レスなんです。

はじめての会社や会場に行く際に今までと様子が違ったり、段取りが不明瞭だったケースもありましたが、連絡するとすごい早さで連絡を下さって、適切にフォローしてくださるんですね。なので、仕事の際に不安を感じず安心して取り掛かれました。

『Wedding Me Works』ではシフトや請求管理をすべてシステムを通して会場とやり取りするのですが、まれにシステムの不具合があったり、仕組みが煩雑なところも、都度お尋ねすると別の担当の方がすぐ解決しているんです。現状不便に感じるところはありません。

「自由な働き方のおかげで自分の道をじっくり探せます」業務委託の先にある自分のキャリアを見据えて

「プランナーとして仕事をするなら、打ち合わせや施行のほうが楽しい。でも…」

元々はフリープランナーとして独立したいと、いったんブライダル会社を退職した綾花さん。だが、いま重要なのは新しい生き方の糸口を見つけることだ。そのために、あえて新規接客という結果がすべての業務に身を置き、自分の接客力、ひいては営業力を見直している。

『Wedding Me Works』を通じて、いま、そしてこれから。綾花さんが向き合う自分のキャリアとは?

Q:業務委託プランナーをはじめてから、生活や人生で「目線」が変わったことは?

【綾花さん】
お客様にとって最適なご提案をするというスタンスは以前から変わりませんが、フリーランスという立場上、案件1本の重みをより強く感じています。
仕事がある状態が決して当たり前では無いので、仕事を依頼してくださるクライアント様の為にも、「何としても契約!!」というモチベーションは、社員時代より高くなったのではないでしょうか。

プランナーの仕事の醍醐味や楽しさをしっかり感じられるのは、打ち合わせや施行だと思うのです。でも、”プランナー”をふくめ、自分の生き方をいま模索するなら、やはり自分の時間を優先できる新規の仕事が今の私にはあっています。

実際、新規接客に集中して入る時間のおかげで、自分の接客や「人との接し方」を大きく見直す機会になりました。だから、営業の観点でもう一度接客を学びなおしたくて、専門のセミナーを探して現在受講しています。

別にブライダルの営業だけでなく、営業そのものの基礎的なノウハウがあれば、商材はなんでも対応できるはず。一流の営業マンは 別にその商材を選ばずに、ベースがきちんと整っていたらなんでも売れる…そのスキルを身に着けたくて、新たに学び始めました。

Q:業務委託プランナーをしながら、今後の綾花さんの人生や生き方の目標は?

【綾花さん】
もともとブライダル業界を諦めたくて辞めたわけではないので、「フリープランナー」としてひとり立ちする道も、今後の選択肢のひとつとしてまだあります。でも正直、いまとなっては、プランナー業はやり切った感があるんです。離れてみて、そしてまた今の形で関わって、プランナー業はやっぱり楽しいですね。それが人と関わる仕事だからなのか、ブライダルだからなのか、は、もっと時間をかけ結論を出していければ。

今後のビジョンが分からないまま今に至るのですが、自由度の高い環境と働き方を通じて、いろいろな業種にチャレンジしていきたい。そして、組織に縛られない自由な環境で働きながらいろいろな事に挑戦して、自分にとってベストな道を見つけていきたいと思っています。

正社員になってしまったら、こんなふうに自分にとって最適な道を探す時間は、なかなか作れないでしょう。だから、こんな働き方があって、本当に感謝しています。

綾花さんから「自分らしい生き方が探せる業務委託ウエディングプランナーの働き方」をこんな人にすすめたい
・フリーランス1年生でクライアントとの繋がりを求めている方
・自身でスケジューリング出来る働き方を求めている方
・頑張りがしっかり報酬に反映される働き方をしたい方

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