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2022/11/07

【業務委託ウェディングプランナーで自分らしい働き方】子育てもセカンドキャリアも自分らしく生きるため同時に楽しむ!奈々美さんのケース

業務委託のウェディングプランナーの求人を探す際に、小さいお子さまがいる方や副業での働き方を想定している場合「自分の生活スタイルとバランスのとれた稼働スケジュールが組めるだろうか」と不安になる方も多いでしょう。

現在『Wedding Me works』に登録し、さまざまな会場と契約して働く方たちの中から「自分のプランナースキルをフルに活かせる業務委託での働き方」を見つけた先輩プランナーのリアルな声を連載で紹介します。

「ウェディングプランナーとして復帰しよう」と思えたのは業務委託の働き方だから

今回、お話を聞いた奈々美さんは、結婚で東京から大阪へ転居となったため、ウェディングプランナーを退職。大阪での新しい生活が始まるとともに出産する。

そして「子どもと向き合う時間」を大切にしながら「自分らしい生き方をあきらめたくない」と考え、自分のできる範囲で、セカンドキャリア形成に前向きに取り組んできた。

「子どもとの時間を確保するにはフリーランスの働き方が一番」と考えるも、フリーランスの肩書では不利な保育園入園を確保できるよう、審査実績作りのアルバイトを始める。無事入園できた後は「セカンドキャリア」形成のために、Web制作の仕事を業務委託で請け負ってきたものの、思うように「実績作り」ができない。

「今後のためにもっとキャリアアップして専門的な仕事も請け負いたい」

「Webデザインの専門学校に行きたい。その費用を稼ぐため仕事を増やしたい」

「でも子どもと向き合う時間はしっかり確保したい」と考えるが、よい方法が見つからず悩んでいた奈々美さん。

そんなとき、時折プライベートで連絡をくれる前職時代の仲良しの先輩が、奈々美さんの悩みを聞いて、こんな声をかけてくれたのだ。

「フリーランスで本格的に働く道を考えているなら、ウェディングプランナーのスキルを業務委託で活かしてみない?」

その言葉が奈々美さんの背中を大きく動かした。

奈々美さんのセカンドキャリアと人生のプランが大きく前進をはじめた理由と、子育てと仕事を無理なく両立できている秘訣とは?

【お話を聞いた奈々美さんのプロフィール】

岩手県出身。学生時代は9年間ソフトボールに全力を注ぎ、インターハイ2年連続出場と熱い学生生活を送った。

専門学校卒業後、人気ゲストハウスを多数展開するウェディングプロデュース会社に、ウェディングプランナーとして約5年間在籍。一貫担当制の会場で、新規接客・施工・立ち合いまで、プランナー業務のすべてを経験する。

実績を認められ表参道の人気会場に配属となるも、結婚&出産でウェディングプランナーを退職。退職後は大阪へ。出産後はアクセサリー作りのアルバイトの傍ら、前職からWebコンテンツ作り、ECサイト管理など、業務委託でWeb制作の仕事に関わり始める。

「もっとWeb制作の知識を学びたい」「仕事もしたいが、子どもとしっかり向き合う時間を確保したい」との希望を実現するため、業務委託の仕事に力を入れていこうと決意。

Webデザインの専門学校に通う費用作りも兼ねて『Wedding Me works』で業務委託ウェディングプランナーとしてブライダル業界に復帰した。

Q:正社員ウェディングプランナーを一度辞めてしまった正直な理由は?

【奈々美さん】

一番の理由は、子どもとの時間をしっかり取ってあげたかったから。

正社員のまま大阪に異動し続ける道もあったのですが、子育てしながらのウェディングプランナーは「こんな働き方では、時間的にも心の余裕的にも難しい」と思い「やれない。やりたくない」と判断しました。

ただ、いざ辞めてしばらく経ったら「やっぱりブライダルの仕事、好きだなぁ」と未練がむくむく頭をもたげてきたんです。

ウェディングの仕事してる時って、本当に馬車馬みたいに働いて、精神がどんどん削られていって…「ウェディング、もう嫌だな。もう解放されたいな」って思っていた部分もあったんですね。

ところが辞めたら、本当は”いままでのブライダル業界の働き方”がいやなだけで、”おふたりの結婚式をお手伝いする仕事”は大好きなんだと気づかされました。そして辞めた後のほうが、もっとウェディングを好きになってしまいました。

出産後は子どもとの将来を見据え、Web制作の仕事を始めましたが、本心はウェディングプランナーに未練でいっぱいだったんです。

Q:離れてあたらめて感じた「ウェディングプランナー」の魅力は何ですか?

【奈々美さん】

離れてみて、そして異業種へのキャリアチェンジを試みて「あんなに感動的なシーンを作り上げる仕事って、他では見つからないんだ」と痛感しました。

お客様の幸せな時間をお手伝いできる仕事はやっぱり素敵だし、華がある仕事だなと思います。
そのぶん扱う商材も費用も高額で、おふたりにとって一生に一度のシーンを預かる責任も重大です。でも、お客様の満足した顔を見ると強烈な達成感があって…「ここまで達成感のもてる仕事はなかなかない」と気づきました。

とくに、わたしが所属していた会社の接客は一貫担当制で、お客様と非常に濃い関係性を築いていると有名でしたから。いま『Wedding Me works』でさまざまなブライダル企業や会場でお仕事させていただくと、「前職はお客様との関係がとても濃厚だったんだな。実は珍しい会社だったんだ」と思います。

「だから仕事があんなに大変だったんだ」と客観的に気づく半面、「お客様にとっては、最高に幸せな結婚式を提供できていたんだ」と誇りに思う面もありました。

ただ、お客様みんながプランナーとの濃い関係を望んでいるかといえば、それだけではないのも『Wedding Me works』を通じて実感しましたね。

会場が違うと、集まってくるお客様の層も、求めているニーズも大きく違う。接客も以前のやり方が通じるわけではない。

ブライダル業界から一度離れ『Wedding Me works』を通じて、業界を客観的に多角的に見られるようになって、多くの再発見と自分の成長を感じています。

Q:『Wedding Me Works』を知り業務委託プランナーで働き始めた感想は?

【奈々美さん】

職場を離れたのに、いつもわたしを気にかけてくれる大好きな先輩が、声をかけてくれたんです。電話での世間話から、わたしの近況話になりました。

「いま業務委託でWebの仕事をしているけどもっと働きたい」とポロっと出た本音を聞き逃さず、教えてくれたのが『Wedding Me Works』であり、『業務委託のウェディングプランナー』の働き方や案件の探し方でした。

話を聞いた瞬間「本当にそんないい話あるの?」と半信半疑でした。まずはキャリアアドバイザーさんとの面談でサービス内容を聞いて、お試しでブライダルイベントの接客に出てみて…。

こんな働き方があるんだったら、もっと早く知って、もっと早くやりたかった!って心の底から思いました(笑)  正社員時代に知っていたら、辞めて業務委託プランナーに変えて働き続けていたかもしれません。

『Wedding Me Works』のキャリアアドバイザーさんから「ぜひ、お知り合いの元プランナーの方にも紹介してあげてください」といわれ、何人かに働き方を紹介もしました。

ですが悪の本音をこっそり打ち明けるなら、本当は、こんなにいい働き方、誰にも教えたくありません(笑)

「本当にいい働き方だから、本当は誰にも教えたくない」業務委託プランナーの働き方

「ウェディングの仕事が本当に大好きな人、天職だと思っていたのに疲れて辞めざるを得なかった人ほど、『Wedding Me Works』で出会う業務委託プランナーの働き方って、楽しすぎるのではないでしょうか。」と話す奈々美さん。

現在は産後に開始した「Web制作・ECサイト管理」の仕事のかたわら『Wedding Me Works』で契約した「業務委託プランナー」をこなしつつ、「Webデザインを学ぶ専門学校」に入学し授業も開始した。

あまりにたくさんのタスクが、一気に走り始めて「本当に大丈夫なの?」と、聞いているほうが心配になるほどだ。だが、奈々美さんは「子どもと向き合う時間はマストでしっかり確保してます。いま、本当に毎日が楽しいんです」と笑顔で語る。

子供のための時間もお金も作れる。なおかつ仕事が楽しい。

子どもとの時間を中心に、『Wedding Me Works』のメリットを上手く取り入れてライフ・ワーク・バランスを整えた、奈々美さんの働き方とは?

【奈々美さんの1週間のワークローテーション】

『Wedding Me Works』を利用した業務委託プランナーの働き方は?

【奈々美さん】

現在『Wedding Me Works』を通じて業務委託契約を結んでいるのは3社ですが、定期的に稼働しているのは2社ほどで、もう1社は自分の都合で入ったり、入らなかったりです。

3社契約していると、自分にとってやりやすい会場もわかりますし、入りたいときに仕事がない状態も防げます。

現在大阪地域で探せる案件は新規接客が多く、土日中心の稼働です。実は近いうちに東京に転居予定があり、いづれは子どもが平日保育園に行っている間に「担当・打ち合わせ」も入れたいと考えています。そうすれば、逆に土日はしっかり子どもと向き合える時間が作れるでしょう。

『Wedding Me Works』登録前に、面談してくれたキャリアアドバイザーの方には、子育て中である点や、子どもとの時間を確保するために稼働できる時間について、率直に相談しました。

そのため、現在契約している会場でわたしの接客のシフトは、他の業務委託プランナーの方たちに比べかなり変則的です。

働く時間に制限があり、それを知ったうえで契約を結びたいと言ってくれる会場があるのは、自分のスキルが強く求められていると実感できます。

また、他のプランナーと比べ短時間接客のぶん「この時間に全力を尽くそう」と思い切り、集中力を発揮して仕事ができるんです。

Q:『Wedding Me Works』のキャリアアドバイザーの印象やサービスの使い勝手は??

【奈々美さん】

何かあったとき、『Wedding Me Works』の中のひとに、誰にでも、いつでも相談できる環境と風通しのよさにびっくりしました。

例えば、キャリアアドバイザーさん。

「まだ小さな子どもを子育て中」「シフトは長時間入れない」といった不利な状況でありながら、業務委託契約できる会場をすぐに見つけてくるレスポンスのよさに驚きましたね。

また、登録プロフィールだけでは伝わらないわたしの経歴やキャリアを、会場側にしっかり伝わるようフォローしてくれたり。

シフトに関しても、土日に子どもを預ける場所を見つけなければ働けない都合上、他の方より早めに提出し稼働時間を確保できるよう、会場側と話し合いの場も設けてくれました。

システム面でもわたしたちの意見を聞いてから、すごい速さでアップデートされるのに驚きました。とくにシステム担当の方は、不具合が生じた際に申告するとすぐレスポンスをくれるので、いつも安心してサービスを使用できます。

そういった中の人たちの姿勢を垣間見ているので「いつか別の何かで力になりたい」と思えるサービスと会社です。

Q:子育て・ウェディングプランナー・Web系業務・専門学校の4つが本当に両立可能?

【奈々美さん】

わたしだけの現状で話すなら、可能です。

わたしの場合、第一に「子どもと向き合う時間はマストで確保する」軸を、ブレずに中心に据えています。そして、空いている時間をいかに効率よく使うか、3つの仕事のバランスを調整しているんです。その中でも、『Wedding Me Works』経由の仕事は、本当に自分の都合でシフト管理が可能なので、とても使い勝手がいいですね。

タスク管理は正社員プランナー時代と同様に、アナログ管理です。手帳に手書きで管理しています。

ところが、3つの仕事プラス学校があっても、ウェディングプランナー時代に比べたら、タスクには全然余裕がある状況なんです。

…そう考えると、プランナーのタスク管理能力って、かなりすごいスキルですよね。

「母でも自分らしい生き方を諦めなくていい」プランナーのスキルが自信をくれた

正社員の仕事を辞めて子供が生まれ、奈々美さんの仕事復帰はパート勤務から始まった。正社員時代に求めていたはずの穏やかな日々。だが、すぐに奈々美さんは気づいてしまう。

「すーっっっっごく、仕事がつまらない…」

自分の労力は出産後も変わらず有り余っている。なんなら自分の能力もあり余っている。

そこで子どもとの時間を軸に働ける環境をリサーチする。結果、子どもとの時間を大切にしながら稼ぎ、税金面の対策なども考慮に入れたうえで「フリーランスの働き方が一番いい」結論にたどり着き、未経験ながらWeb系の業務委託の案件を開始。

こつこつと仕事は継続しているものの、最初は思ったように結果が出なかった。

業務委託プランナーを始めた本来の目的は「さらなるキャリアアップのため、Webデザイン専門学校へ行く費用を稼ぎたい」から。

ところが業務委託プランナーの仕事が「思った以上に順調で」「思った以上に融通が利き」「思った以上に稼げた」おかげで、「思ったより早く」Webデザイン専門学校で勉強を開始できた。

奈々美さんが本格的なフリーランスとして一歩を踏み出せたのは、思った以上にやりがいと楽しさがある『Wedding Me Works』との出会いからだった。

Q:『Wedding Me Works』開始後、自身の環境や気持ちの変化はありますか?

【奈々美さん】

個人事業主として働き方、考え方が劇的に変わりました。

「ウェディングプランナー」のキャリアは、他の仕事もしながらできる「自分にとってひとつの武器」になると気づいてから風向きが追い風になったんです。

Web業界の仕事に舵を切ったばかりの頃は「初心者のわたしが、初めての業界で役に立てるのかな…」とプレッシャーを感じ、かなり自信をなくしていました。

でも『Wedding Me Works』で、自分のスキルやキャリアはしっかり認められていると気づけたのが、自信を取り戻すきっかけでした。わたしの経験値は、いまでも社会で誰かの役に立つのだと。

在宅中心だった業務委託の仕事が、外に出るきっかけになり、人脈を増やすきっかけになり、自分が何者であるかをしっかり語れ、自信につながるきっかけになったんですね。

おかげで「Webの仕事もウェディングプランナーもできるフリーランス」という肩書のわたしに、興味を持ってくださる方が本当に増えました。ウェディングの出会いから仕事のパイプに繋がったケースもあります。

自分の強みの出し方がようやく分かってきて「あ、わたし、フリーランスとしてやっていけそう」とセカンドキャリアの先が見えたのは、本当に最近なんです。

Q:業務委託プランナーをしながら、今後の人生や生き方の目標は見つかりましたか?

【奈々美さん】

「子どもに一番の愛情を目いっぱい注ぎたい」気持ちが、第一なのは変わっていません。

でも同じぐらい「自分の好きな仕事をしながら、好きなところで仕事をしたい」と湧き上がってきた気持ちも、自分の自然な思いだと受け入れ、新たな目標になっています。

子どもに愛情を注ぐためにも、自分らしく楽しんで生きるのにも、どちらにしろお金が必要。

ならば、自分らしく楽しんで、ワクワクしてハッピーに仕事をするのが「自分が自分を好きになる」第一歩なんですよね。

そう前向きに気づかせてくれたのが『Wedding Me Works』であり、未来への一歩を後押ししてくれたのが『ウェディングプランナーとして頑張ってきた過去の自分』なんだと思っています。

奈々美さんから「自分らしい業務委託のウエディングプランナーの働き方」をこんな人にすすめたい

  • ウェディングプランナー経験があるひと
  • 結婚や出産を機に退職してしまったひと
  • ブライダル業界にやっぱり未練があるひと
  • ママなら土日に子どもを預けられる場所を確保できるひと
  • 自分の現状や条件をしっかり相談し、かつ自分も工夫できるひと

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