【業務委託プランナーで❝やりがい❞を見極める働き方】もっと良い業界にするための働き方を模索する!…堺 俊輔さんのケース
もくじ
「やりがいはある。でも将来が見えない」そんな悩みを抱え、一度はブライダル業界を離れた堺俊輔さん。
彼は、お客様の人生に寄り添う仕事を求め、ウェディングプランナーから他業界の営業へと転身しました。しかし、様々な経験を通して、改めてブライダル業界の魅力に気づき、Wedding Me Worksで業務委託プランナーとして復帰。
平日は住宅リノベーションの営業、土日はプランナーとして多忙な日々を送りながら、彼はなぜブライダル業界に戻ってきたのか? そして副業を通じて多様なブライダルの業態を見つめる中で、何を見つけたのか?
俊輔さんのストーリーから、ブライダル業界の新たなかかわり方と、可能性が見えてきます。
「やりがいはある。でも将来が見えない」コロナ禍を経て再びブライダル業界に戻るまで
今回お話を聞いた堺 俊輔さんは現在、住宅リノベーションの営業を本業としている。
正社員としてブライダル企業で順調に経験を積んだものの、コロナ禍をひとつの契機として他業種の営業として転身。
いくつかの他業界を経験するも、自分自身の本当にやりたい仕事は何なのかが経験からゆっくりと見えてきた。
「もう一度ブライダルと真摯に向き合いたい」…そんな気持ちを再確認する時間になったそう。
現在は平日は住宅リノベーションの営業、土日は業務委託プランナーとして多忙に活躍中。豊富な知識と経験を活かし、お客様一人ひとりに寄り添った提案をしている。
そして将来的には、ブライダル業界に関わる方がより働きやすい環境作りを目指し、式場経営にも携わりたいと考えながら、準備を進めている最中だ。
【お話を聞いた堺 俊輔さん(32歳)のプロフィール】
学生時代から、人生のターニングポイントに関わる仕事に興味があり、より質の高いサービスを学ぶためにウェディングプランナーを志し、少人数結婚式専門のプロデュース会社へ入社。
順調にキャリアを重ねマネージャー職として活躍中に、コロナ禍が重なり、業界に不安を感じて転職を決意した。
保険業界・不動産仲介業など「お客様の人生に伴走する仕事」を複数経験するも、自分が本当にやりたい仕事は何なのか模索する中で『Wedding Me Works』に出会う。
現在は住宅リノベーションの営業を本業としながら将来を見据え、土日は業務委託プランナーとして、さまざまなブライダル会場へ❝武者修行❞中。
Q:ブライダル業界の正社員を一度辞めてしまった理由は?
【俊輔さん】
学生時代から家族や「人生」に関わるサービスに興味があり、アルバイトで接客業を中心に選んできました。
そのうちに、人生を歩む上で、大切な節目を迎える瞬間に立ち会えるブライダル業界に魅力を感じていました。サービス業での経験を活かしながら、お客様の大切な日に貢献できる仕事だと考えて、この業界を選んだんです。
結婚式に携わる仕事は、新郎新婦やその家族の幸せを願い、共に感動を分かち合える、大きなやりがいのある仕事でした。
しかし、キャリアを重ねマネージャーという立場で多忙な日々を過ごすうちに、働き方や給与面での不安が募ってきたんです。
休みが取れない状況や、キャリアアップの道が見えにくいという悩みも増していって…。
そして30歳という節目を迎え、コロナ禍という未曾有の事態に直面した時期も重なりました。
新たな挑戦をしたいという気持ちが強くなり、ブライダル業界を離れる決断をしたんです。
Q:一度離れたブライダル業界に戻ってきた理由は?
【俊輔さん】
転職後は、様々な業界で営業職を中心に経験を積みました。
その中で、人と接する仕事が好きだという思いは一貫して持ち続けてきたんです。家、保険、結婚式、不動産仲介など、生活に密着したサービスを提供する仕事は、お客様との深い関わりの中で、大きなやりがいを感じられます。
様々な業界を経験したからこそ、改めて人との繋がりを大切にする仕事の喜びに気づかされました。やっぱりブライダル業界が、自身の考えや性格に合致している場所だったんだ。ブライダル業界特有のお客様の人生へのかかわり方や、仕事で得られる充実感は、私にとって大きかったんだな、と…。
仕事にやりがいを求める時、自然とブライダル業界での経験が頭に浮かんできたんです。
Q:どのように『Wedding Me Works』を知ったのですか?
【俊輔さん】
「やはりブライダル業界に戻りたい」と考え、当初は正社員として働くことを希望し、転職活動をしていました。転職エージェントを探していたところ、アナロジー代表の市川さんを紹介いただき、面談で自身の状況やキャリアプランについて相談しました。
そこで、市川さんから業務委託プランナーとして『Wedding Me Works』で働く選択肢を提案されたんです。
業務委託として様々なブライダル企業や結婚式場で経験を積み、業界について深く理解してから正社員として復帰するという道もあると知ったんですね。
市川さんの提案を受け、Wedding Me Worksへの登録を決めました。
本業との兼ね合いが不安でしたが、面談から入職までわずか2週間というスピードで手続きが完了し、副業開始となったんです。
キャリアアドバイザーの方の迅速な対応と、式場側とのスムーズな連携のおかげで、安心して入職することができました。
「正直忙しい。でもすべてが自分の糧になっています」将来の礎を築く副業プランナーの働き方
俊輔さんは、平日は住宅リノベーションの営業の本業をこなしながら、土日はWedding Me Worksで業務委託プランナーとして働いている。
「なるべく自分の予定に合わせてシフトを調整しているんですけど、いまは頑張り時だと考え、週6・週7で働くことが多いですね。土日は、自分でバランスをとって休んでいます。」
忙しい本業をこなしながら、業務委託につきものの請求業務や出勤管理など、目まぐるしいスケジュールで大変なのでは?
そんな問いに、俊輔さんは笑顔で答えてくれた。
「Wedding Me Worksは、会場が増えると煩雑になる出勤管理や成約の報酬管理もすべて自動で計算し、管理してくれるんです。副業初心者でも安心して働けるシステムが整っているから、僕のように本業が忙しくても、効率的に副業に取り組めています」
【俊輔さんの1週間のワークローテーション】
2~3会場の新規接客を担当。そのうちのひとつは以前勤務していたブライダル会社であり、Wedding Me Worksを通じて「古巣に返り咲く」形で接客に携わっている。
【営業の本業】
平日は本職のリノベーションの提案営業に従事。繁忙期は毎日残業になる期間も。多忙だが、目標を見つけたいまは今後のキャリア形成に役立つ仕事だとより一層感じている。
【休日】
現状は予定のある土日のどちらかで休日を設けるようにしている。
Q:多忙な本業を抱えながら週1〜2の副業で稼げるの?
【俊輔さん】
Wedding Me Worksでの収入は安定して稼げています。収入面での安定感が増したことで、心にゆとりが生まれました。
Wedding Me Worksのオフ会に参加した際、他のプランナーの方から、土日だけで数十万円稼いでいるという話を聞いて、今後の可能性も感じていますね。
また、いろいろな会場で働くことで、顧客層や接客方法の違いを肌で感じることができ、多様なブライダル業界を知りたい当初の目的を達成しつつあります。
もちろん体力的に大変な面もあり、本業と両立してこのペースで長い期間働き続けるのは難しいと感じていますが、いまが頑張りどきだなと。
働きながら、ブライダル業界に戻るうえでの方向性や将来像が明確になってきました。
Q:『Wedding Me Works』を利用して感じる「働きやすさ」は?
【俊輔さん】
Wedding Me Worksの充実したフォローアップ体制に、本当に感謝しているんです。
業務で困ったことがあれば、キャリアアドバイザーが迅速に対応してくれるため、安心して働き続けています。
例えば、システムの使い方や、会場側との契約や方針に関する疑問が生じた場合など、些細な質問にも丁寧に答えてもらえるんです。
特に、請求やシフトに関する疑問や、式場とのコミュニケーションで困った際は、迅速かつ的確なサポートを提供してくれるため、大変心強いです。
Q:業務委託として働き始めて、新しい会場にはすぐに馴染めた?
【俊輔さん】
初めての会場での勤務でもブライダル業界の経験があったため、大きな不安はありませんでした。しかし、実際に働き始めてみると、思っていた以上に大変だと感じた部分はあります。
過去の経験だけでは対応できない場面も多く、特に新規のお客様への提案や、会場の魅力を効果的に伝える点に苦労し、なかなか契約に繋げられなかったんです。
以前在籍していたブライダル会社では、お客様が様々な会場から選ぶ選択肢があり、それぞれの会場の強みを明確に打ち出す必要がありました。
しかし、他の業態ではお客様の層や会場の特性が違うため、過去の経験が必ずしも通用するとは限らず、これまでの経験がうまく活かせなかったんですね。
Q:初めて入る客層がなかなかつかめなった際の解決方法は?
【俊輔さん】
ちょうど悩んでいた時、Wedding Me Worksのオフ会に参加し、他のプランナーに相談する機会があったんです。様々なプランナーの経験談が聞けて視野が広がり、新たな視点が得られました。
また、情報収集だけでなく、他のプランナーとの交流がモチベーションの維持にも大きく役立ちましたね。
オフ会では、多様な結婚式のスタイルがあると改めて認識しました。
また企業や会場によって、接客の自由度や柔軟性やルールが異なることを知り、自分が理想とする結婚式について深く考える良いきっかけとなりました。
多くの結婚式に携わり、人と出会う中で、自分が本当に実現したい結婚式のビジョンが明確になってきたと感じています。
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「ブライダル業界への新しい関わり方が見えてきました」見失った目標がより具体的に
俊輔さんは様々な業界を経験したうえで、改めてブライダル業界の良さを再認識した。
そして、正社員ではなく業務委託の立場から、多様な業界スタイルと業界の人に触れ、出会い、改めて業界の問題点も明確になったという。
業界の課題として、長時間労働や働き方の多様性への対応不足を挙げ、より働きやすい環境と顧客満足度向上を目指したい。
だから将来的にはブライダル式場の設計や運営に携わりたいと、目標がふくらみつつあるのだ。
Q:業務委託プランナーを経験した今だから、ウェディングプランナーという仕事に対して、どのように考えていますか?
【俊輔さん】
様々な業界を経験し、『Wedding Me Works』を通じて改めてブライダル業界の仕事もしてきましたが、ブライダル業界は、やはり自分に合っていると再確認しました。
また、Wedding Me Worksでの副業は、多くの学びを与えてくれました。
様々な業務に携わる中で「実は、自分がもともと在籍していたブライダル企業のスタイルは、自分にとって非常に魅力的な業態だったんだ」といった点にも気づかされたんです。
家族を大切にするという価値観は、ブライダル業界を選んだ原点でした。様々な業界を経験したからこそ、ブライダル業界の良さ、特に少人数結婚式が持つ魅力を再認識できたと考えています。
Q:『Wedding Me Works』を通じて、今後の俊輔さんの人生や生き方の目標は?
【俊輔さん】
ブライダル業界には改善すべき点も多々あります。例えば、長時間労働や働き方の多様性への対応不足など、働く人たちが疲弊してしまうような環境や、お客様が自由に結婚式のスタイルを選択できない状況などです。
より働きやすい環境と、お客様が満足できる結婚式を提供できるようにするには?そのために、自分はどう動けばいい?
様々な経験をしていく中で、より具体的に、どのような形で業界に関わりたいのか明確になってきました。
今の仕事はリフォームや建築関係なので、将来的に経験を活かしてブライダル式場の設計に関わってみたい。人脈も含めて、活かせる部分があるのではないかと思っています。
また、ブライダルのコンサルタントというよりも、現場のマネジメントや運営に関わりたいと考えています。コンサルタントは、もう少し将来的な目標かもしれません。今は、現場で経験を積んで、経営や運営について深く学びたいですね。
Q:『Wedding Me Works』の働き方を、どんな方におすすめしたいですか?
【俊輔さん】
ブライダル業界を一度辞めたけれどまだ興味のある方、特に子育てなどでキャリアを中断された方に、Wedding Me Worksを通じて「もう一度ブライダルの楽しさとやりがい」を感じてほしいと思っています。
ブライダル業界には、私と同じように業界に戻りたいと考えている方が多くいるはず。同時に、私たちのような経験者が、若手プランナーの育成に携わる機会も多くあるのでは?と感じました。
経験豊富な方が若手プランナーと一緒に仕事をする時間は、業界全体の成長に繋がるはずです。
俊輔さんから「業務委のウェディングプランナーの働き方」をこんな人にすすめたい
・ウェディングプランナーをやっていた主婦の方
・お子様が大きくなって少し時間に余裕ができた方
・ウェディングプランナー経験を活かしたい方
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